聖天様に細かいことは言わない方が良い

聖夫婦ブログ

先日のこと、ある人から特別祈祷を承りました。このブログは、その人から許可を得て書かせて頂いております。その人は、会社を経営されている人で、願意は商売繁盛でした。

お申し込みの時に「願文とは何ですか？」と聞かれましたので、「願意の四字熟語だけでは物足りないと感じた時に聖天様へ書いて頂く願意の補足文と理解して下さい」と申し上げたところ、驚くような長文が送られて来ました。

そこには、かくかくしかじか、何がどうなって、という風に、過去がどうで、現在がどうで、未来がどうで、こんな風に、あんな風に、その他にも取引先との出来事や従業員との出来事まで、それはもう原稿用紙にしたら何枚？文字にしたら何文字？という驚くほど事細かに書き記されていました。

お気持ちは理解しますが、これは逆効果です。聖天様からしても「結局は何が言いたいのじゃ？」という風になります。聖天様に願う時は、結果を願い、他の細かいことは、全てお任せに御座います。願文が長ければ長いほど、結局何が願いなのか願意が隠れてしまい曇ります。

願うは願意であり結果であります。そして願文は願意の補足であり願意から逸脱しては駄目です。願い方を間違えると本末転倒になりますので、願文のは要点のみ簡潔に書くが良しです。

合掌