このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎先生と聖天様のお話です。
小坊主
前回は拝む泉先生③のお話だったけど覚えてる?
拝む泉先生③
このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎...
女性
もちろん!本日のお話は?
小坊主
拝む泉先生④というお話!
拝む先生④
ばあさん、ごらん。なんにも身にはつけとらんだろう。
小坊主
ついでに、狐使いで思い出したお話を村木さんがされていたんだ。
女性
狐使いですか?
小坊主
そう、きっと泉先生のその験の出方が、凄いので、狐の妖術を使っていると思う人が少なからずいたんだろうね。
小坊主
どんなお話ですか?
村木さん
ある時、ばあさんが2人連れ立って拝んでもらいに来たんだ。
村木さん
2人を差し招いて、いきなり先生は大勢の前で、お召し物を脱いで、素っ裸になられた。
女性
差し招いては、その場所へ来るように手で合図をすることだから、
女性
先生のお近くに呼んで、着物を脱がれたんですね。
村木さん
そして、
泉先生
「ばあさん。よう見ておけ。身体には何も、つけて居らんだろう。」
村木さん
と言いながら、2人をうなずかせて、又ちゃんと着物をお召になった後、
泉先生
「出かける時に2人は、あの人は、狐の骨を懐に入れているので、通力のある狐が使える。」
泉先生
「それで、いろいろなことが分かるんじゃ。と、言っておったが、どうじゃ。」
村木さん
と先生が言われたんだ。
村木さん
穴あらば入りたい様に、2人は全く恐れ入ってしまっていた。
小坊主
というお話らしいよ。
女性
男らしい!
女性
皆の前で、スパッと…
小坊主
それは、それは、そのおばあさん達、穴があったら…という感じだったろうね。
女性
先生が狐の骨で通力を使っていると思っていたんですね。
女性
狐の骨を持った位で通力が使えるなら、皆が神通力者になれますよね。
小坊主
本当だね!そんなことあるわけ無いのに…
小坊主
今回のお話はここまで。
小坊主
では、次もお楽しみに~
合掌
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泉先生のお口から聖天様のお言葉
このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎...
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拝む泉先生③
このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎...
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