小坊主
前回のお話は湛海律師が聖天様から許して頂けたお話だったけど覚えてる?
湛海律師、聖天様に謝罪
小坊主 前回のお話は山内荒廃のお話だったけど覚えてる? 女性 もちろん! 女性 湛海律師が聖天様の功...
女性
覚えてますよ~
小坊主
本当に良かったですね。
女性
で?今回は?
湛海律師
十万枚不動護摩供のための断穀は、1688年貞享5年5月に決定した。
湛海律師
同年7月25日には本堂が落慶するが、
湛海律師
聖天のご意向を断ったことから、
湛海律師
山内の僧侶はつぎつぎと山を下り、
湛海律師
閉関中に松葉を食べたことから体調が悪くなるなど、
湛海律師
種々の障礙を受けたが、
湛海律師
聖天に懺謝をして安穏に修行ができるようになった。
女性
そうでしたね。
湛海律師
1689年、元禄2年2月1日には、歓喜院を宝蓮に寄託した。
湛海律師
そのうちに、山を下りていた弟子たちも逐次山に呼び戻し、同年中に十万枚十ケ度の誓願をした。
小坊主
年が明けた1690年、元禄3年早春、
湛海律師
八千枚護摩供三十ケ度の誓願を立て、早々に十万枚護摩供の前行を開白し、3月15日に初めての十万枚を修した。
女性
本当に修行命ですね。
小坊主
もう鬼気迫るものがありますよね。
湛海律師
そして、秋には八千枚を修し、以後、毎年このように供修をする心づもりである。
女性
ますます、凄い!!!
湛海律師
同年秋以降に、『霊感記』上下二巻を記し始めたが、
湛海律師
悲しいことに、冬11月1日、師周光阿闍梨が永代寺で入滅されたとの知らせが入った。
小坊主
それは…
女性
周光阿闍梨は、18歳の時初めて仏門に入った時からの師でしたよね。
女性
江戸深川の永代寺でしたよね。
聖天様と湛海律師と宝山寺(第3話)湛海律師仏門に入る
4コマ漫画 つづく 第4話→ ←第2話
小坊主
では、次もお楽しみに~
合掌
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