聖天様と湛海律師と宝山寺(第12話)舎利信仰のこと①

聖天様と湛海律師と宝山寺(第12話)舎利信仰のこと①
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江戸の永代寺に在住していた間のことを述べる。 私が京都での遊学を終えて江戸の帰った年の承応元年(一六五二)九月、 周光和尚の師、 光宥阿闍梨が死去された。この時に光宥和尚ゆかりの僧侶の方々にお願いをして、光宥阿 闍梨の持っておられた黒い色の仏舎利を、願いの通り手に入れることができた。
おおいに喜んで舎利を信仰し、修行に励んでいたところ、頂戴した十二粒の舎利は、百日ばかりの間 に四十八粒に分かれた。
ある時、朋輩たちが私が外出するのを見て、舎利塔よりこの舎利を取り出して眺めてい るところに、
湛海律師が帰ってきたのを知って、舎利を早く塔に納めようとして取り落とし、散 り散りばらばらにしてしまった。

つづく
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聖天様と湛海律師と宝山寺(第13話)舎利信仰のこと②
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聖天様と湛海律師

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