聖天様から御縁を授かり、聖天様のお札を授かり、ご自宅で毎日朝夕に、お経を唱えると眠くなるという相談を多く頂きます。
その多くが「大丈夫でしょうか」「聖天様に失礼になっていないでしょうか」「聖天様は怒っていませんでしょうか」など、眠くなることは悪いことではないかと心配されています。
お経を唱えて眠くなる理由は、その時々であり、人それぞれであると言えます。そこで今回は、お経を唱えて眠くなる理由を、幾つか挙げてみたいと思いますので参考にして下さい。
経力
経力とは経文の功力を言います。簡単に言えば「お経の力」です。お経には目に見えない不思議な力が存在します。お経を唱えることで不思議な力が現れます。その不思議な力が現れることで自らのエネルギーが消耗し、結果的に眠くなることがあります。
僧侶や行者は強い法力を得ていますので大丈夫なのですが、一般の人が経力の力を感じると強い眠気を感じるほどエネルギーを消耗します。
毎日朝夕に聖天様へ読経し続け、修行を積み、功徳を積み続ければ、経力によって眠くなるほどのエネルギーの消耗を感じること少なくなると存じます。
慈悲
聖天様のお慈悲に包まれ眠くなる人もいます。お経が心地よく聞こえ、聖天様に抱き抱えられているが如く、あまりもの心地良さに眠くなることがあります。
これを理由に眠くなることは、決して聖天様に対し失礼なことでも悪いことではないですから、聖天様に甘え、後で御礼感謝すれば良いと存じます。
感応道交
ここで言う感応道交（かんのうどうこう）とは、聖天様と皆様が通じ相交わることを言います。但し、これは簡単に出来ることでは御座いません。
また少なくとも、この場合の特徴として、「眠くなる」と言うよりは、「意識が飛ぶ」と表現した方が良いかと存じます。
意識は完璧に飛んでいるのですが、「口元は読経している」という場合も御座います。
皆様の守護霊様は、主に皆様が眠っている時に天界と交信します。よって、神通力を得ていない人間は、読経により聖天様と感応道交することで、意識が飛ぶという場合が御座います。
単なる眠気
最後の理由は「単なる眠気」です。
寝不足の時などは、お経を唱えなくとも眠くなります。また、本など何らかの文字を読むことで眠くなるという人も居ます。これ聖天様にもスピリチュアル的にも全く関係のない理由です。
その他にも、時により人により眠くなる理由は存在します。お経を唱えて眠くなることが、悪いことであるという場合は少ないかと思われますが、単なる眠気で神仏様に対し失礼の無いよう、しっかり集中し読経して頂ければ良いと存じます。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。
聖パパ様日頃の御厚誼並びに御手配の程有難う御座います。
得度前のお話ですが、愚僧自身かなり経験の有る内容ですね・・・。
一つは、二番目に有る慈悲の力で導師の僧侶の穏やかで力強い声や香の香りに包まれて何とも言えない眠気と申しますか心地良さと一緒に成仏する勢いで瞬殺寝落ちした経験が有りますし
単なる眠気から仏様に諌められた事も有りますね
其の時は、一人本堂で読誦した際、単なる眠気から舟を漕ぎ始めた頃、風も無い本堂に供えられた三方に積まれた砂糖盛が一気に崩壊散乱の悲劇が起き必死に御本尊様にお詫びした記憶も今は、懐かしい出来事です。
天祥 九拝
有り難い実体験コメントに感謝します。
＞砂糖盛が一気に崩壊散乱の悲劇が起き必死に御本尊様にお詫びした記憶
御本尊様が天祥様のことを大好きであった証ですね！＾＾
九拝
いつもブログを拝読し、聖天様に関する礼儀を学ばせて頂き、感謝しております。
お経どころか、真言を唱え続けても頭がふわふわし意識が遠くなり、気づくと寝てしまいます。
気をつけたいですが、悪い事でもないのですねﾌﾑﾌﾑ(( ˘ω ˘ *))
コメント有難う御座います。
これも修行と理解し、仮に寝てしまっても、お詫びすれば、ご心配には及びませんので、大丈夫です。(*^^*)
どうぞ安心して、聖天様とのご縁を深めて下さい。
合掌
返信ありがとうございます。
花のような良い香りが、ふわっと香ったら、眠くなってしまいました。
自室か車でしか色々と唱えられないのですが、自室でしか眠くならないあたりの配慮にも感謝しつつ、お詫びも兼ねて真言を唱えてみます(`･ω･´)و ｸﾞｯ!
お花の良い香りがして眠くなったのなら、そこに聖天様がいらっしゃったのでしょう。
そっと抱きしめて下さったのかもしれませんね。(*^^*)ｖ
合掌