このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎先生と聖天様のお話です。

小坊主
前回はきゅうりのお話だったけど覚えてる?

泉先生の不思議なお話13-竹のつるに、絡んで登るきゅうり
このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎...

男性
もちろん!本日のお話は?

小坊主
あまがえるのお話!
泉先生、不思議なお話14
あまがえる、とまった処の色にすぐ変わる

小坊主
雨の日、軒先きの雨蛙を見ておられた泉先生が言ったんだって。

泉先生
「えらいもんじゃ。とまった処の色に、すぐなってしまう。」

泉先生
「あれで、身が守れれるんじゃなぁ。」

泉先生
「白、黒、緑、まだら、自在に変わる。」

泉先生
「これは、自分を助ける為であって、敵の目につかんように、その工夫が成就しておるんじゃ。」

泉先生
「ところが、大慈大悲の観音様は進んで、世間一切の衆生を助ける為に、ご自身をどんなにでもおかえになる。」

泉先生
「向う通りになってしまう。」

泉先生
「しかし中身は、仏さんじゃなぁ。ちっともおかわりにならぬ。」

泉先生
「それじゃから、私共にとって、観音様はどうしても、あかの他人とは思えぬ。」

泉先生
「苦しい時、楽しい時、本当に気のおける、気楽な付き合いの出来る良い友達、の様な気さえする。」

泉先生
「私共は、好きな同士と思うて、仲良く暮らしている内、いつの間にか、助けられて居る。」

泉先生
「仏さんの御慈悲は、私共が知らぬ間に、そっと抱きしめておって下さったり、誠にありがたいことじゃ。」

泉先生
「こんなに迄して、私共を、大安楽にして下さって居られるのが、観音様じゃ。」

泉先生
「ここで、よう考えなならんのが、、私共は、あまがえるに習うか、観音様に習うかじゃ。」

泉先生
「その心のおき様、腹の決め様で、私共は、畜生に成り下がったり、仏様に成り上がれるということである。」

泉先生
「精をだして、観音様に、あやからしていただきましょうな」

小坊主
と話されたんだって。

男性
観音様もそうなんでしょうけど、

男性
聖天様も、私達が知らない間に抱きしめて護って下さっている事が多々ありますよね。

小坊主
自分が忘れて居るような事までも、先回りして、失敗しないように護って下さっていると実感することってあるよね。

男性
そうなんです。あぁ、あの時こうしたのは、今回のこの件で、このようになるからだったのか…

男性
とか後でハッキリと理解出来ることがあったりしますよね。

小坊主
そうなんだよね。

小坊主
例えば、あることで、自分が思うようにならなかったとしても、後になってみたら、思うようにならなかった事が功を奏する。というような事も起こるんだ。

男性
で、あの時うまくいかなかったと思ったけど、結果的にはあれで本当に良かった。とか後で思うんですよね。

小坊主
今回のお話はここまで。

小坊主
では、次もお楽しみに~
合掌
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