このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎先生と聖天様のお話です。
小坊主
前回は墓石の不思議なお話だったけど覚えてる？
泉先生の不思議なお話5-墓石
このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎...
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男性
もちろん！墓石をもとに戻したら俄てんかんが治ったというお話でしたね！
小坊主
そうだったね。墓石を粗末にしてはいけないというお話だったよね。
小坊主
今回のお話は、村木さんが初めて泉先生と会った後、膝が治ったというお話！
男性
楽しみです！
泉先生、不思議なお話6
村木さんの膝
小坊主
村木さんは、泉先生と会うべくして出会った、神縁の仲だったよね！
男性
ええ、そうでした。
男性
泉先生が村木さんを3年越しに待って居られたと初めて会った時仰ったんでしたよね。
小坊主
そうそう。
小坊主
今回はその初めて会った時に、過去の因縁についていろいろとお話があった中の一つなんだ。
男性
いろいろ、過去とかのお話をされたと仰ってましたよね。
小坊主
そうなんだ。
小坊主
そもそも、村木さんが先生に会いに行ったのは、猟友達の勧めだったんだけど、
小坊主
村木さんが、左膝を壊していて、色々と療法を試したんだけど、治らなかったから、
小坊主
それを見かねた友人が、どこかで聞いてきたみたいで、津田の泉先生に見てもらえと勧めてくれたからなんだ。
男性
そのお友達に感謝ですね！
小坊主
そうだよね。
小坊主
だって、そのご友人が「津田の先生のお世話になったらきっと治る！」と言ってしきりに勧めたから、
小坊主
拝んだくらいで治るのか？と半信半疑だった村木さんが、
小坊主
冷やかし半分で「まぁ行ってみよう..」と行ってみる気になったんだって。
男性
それが、運命の出会いとなったんですね。
小坊主
そうだね、会うべくして会ったという感じだね。
小坊主
お二人の出会いの場面を見逃している方はこちらの回を見てくださいね！
泉先生,いつとはなしに泉聖天さん
このお話は、村木 幸次郎さんが泉庄太郎先生の伝記をまとめられた『泉聖天尊』より 抜粋引用した泉庄太郎...
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小坊主
このようにして、泉先生と村木さんは出会い、
小坊主
3年の待っていた息子が来たからと、集まって居られる方々にお帰りいただき、
小坊主
村木さんを横に座らせて、拝み終えた先生が、村木さんに
泉先生
「左の足に故障があるのぅ」
小坊主
と仰ったんだ。
小坊主
村木さんが「はい」と答えると、先生が、
泉先生
「それは、大分前のことじゃが、あなたの家の地ぶしんの時『方よけの御札』にご無礼があったからじゃ。」
泉先生
「思い当たらんか？」
小坊主
と言われたんだって。
小坊主
村木さんは、その時ドキッとしたというんだ。
男性
心当たりがあったんですね。
男性
それで？
小坊主
村木さんは、
村木さん
「中風の父の運動の為に、家の模様替えをしたことがあります。」
村木さん
「その時、建物の基礎をいじらねばならなかったので、私の地方の昔からのしきたり通り、」
村木さん
「方よけの神さんとして名高い大麻比古神社の御札を頂いて、」
村木さん
「3尺位の竹の先にさし、それを普請場に立てておきました。」
男性
工事の場所に90cm程度の竹の先にその御札をさして、立てておいたんですね。
男性
それで？
村木さん
「工事であちこちするのに、つい、じゃまになるので、」
村木さん
「初めはまたいで通ったが、しまいには何度か踏みつける様にもなりました。」
村木さん
「その事でしょうか？」
小坊主
と話されたんだ。
小坊主
泉先生は、
泉先生
「それそれ、。そのことじゃ。」
泉先生
「ちょっとした紙造りの御札じゃが、それじゃからとて、そまつにしてはならぬ。」
泉先生
「ただの紙切れではないぞ。ちゃあんと、神さんのお性根が入っておる。」
泉先生
「今、代わって、ここからおことわりをするが、あなたもしんからお詫びをしなさいよ。」
泉先生
「帰りの道中で、もう治って居るのに気がつくだろう。」
小坊主
と仰ったんだ。
男性
で？村木さんの膝は治ったのですか？
小坊主
まさにその通り。
小坊主
村木さんが帰り道の大坂峠にかかって、これを思い出し、
小坊主
自転車のペダルを踏んでみたり、歩いたり、いろいろしてみたが、
村木さん
どうもない！！
小坊主
すっかり、治ってしまって居たというんだ。
小坊主
村木さんは驚いただろうね。
小坊主
泉先生のお力をしっかり体で感じて、本当に驚き、感激したんだと思うよ。
小坊主
泉先生は、念を入れて付け加えられた。
泉先生
「こんな事はなぁ、世間ではよく、あれは罰当たりじゃ。というが、」
泉先生
「私はそんなに思うて居らん。」
泉先生
「これは神仏が、お慈悲から、私共に、『神仏のことは、粗末にするんじゃない。それが人の道ぞ。』」
泉先生
「と腹に入りやすいように、おてだてを以て、わざわざ諭してくれて居るんじゃと、ありがたくお礼をして居る。」
小坊主
とこの様に先生は、諭されたんだ。
小坊主
これを聞いて、村木さんは、ほんまにそうじゃと思ったんだって。
小坊主
皆さんも、御札など粗末に扱っていませんか？
小坊主
心配事などあれば、無料相談からご連絡下さいね！
小坊主
今回のお話はここまで。
小坊主
では、次もお楽しみに～
合掌
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