聖天様（歓喜天）は人を選ぶ神様
聖天様（歓喜天）は人を選ぶ神様だということ、聖天信仰者なら誰もが知る事実です。
聖天様（歓喜天）から御縁を授かれない人間は、聖天信仰することが出来ないのです。
実際、この世に生命を授かった多くの人間達が、聖天様（歓喜天）の名を知ることもなく、この世の人生を終えます。
しかし・・・
聖天様（歓喜天）の名を知ったからと言って、聖天様（歓喜天）から御縁を授かったと安心していては駄目です。
聖天様（歓喜天）信仰しているからと言って、聖天様（歓喜天）から御縁を授かったと安心していては駄目です。
聖天様（歓喜天）は人を選ぶ神様！という根底にある本当の意味を理解せずに、聖天様（歓喜天）から揺るぎない本物の御縁を授かったとは言えません。
根底にある本当の意味
聖天様（歓喜天）の名前を知った。
聖天様（歓喜天）に信仰している。
確かに聖天様（歓喜天）から御縁を授かったかと存じます。
しかし、それはまだ不安定な御縁であり、揺るぎない本物の御縁とは言えません。
皆さんは、聖天信仰の心得十二条を一読されたことありますか？
もしも無いなら今直ぐ一読されて下さい。
聖天信仰の心得十二条の中に「信仰は、うまず、たゆまず、一生涯続ける事が肝要である」と記されております。
つまり、聖天様（歓喜天）への信仰は、一生涯続けることが最も重要だ！という意味です。
更に、聖天様（歓喜天）の経典によると、聖天様（歓喜天）との御縁は、今世のみならず来世まで続きます。
聖天様（歓喜天）は決して人間を裏切りません。
しかしながら、人間は意図も簡単に裏切ります。
聖天様（歓喜天）から御縁を授かった時は「聖天信仰を一生続けます」と言いながら、願い叶えば聖天信仰を怠り忘れます。
聖天様（歓喜天）から御縁を授かった時は「聖天信仰を一生続けます」と言いながら、願い叶わないと聖天信仰をやめます。
人間の心変わりは世の常とも言えるのです。
聖天様（歓喜天）は、大願になればなるほど崖っぷちに来るまで、いや！崖から落ちるまで、本物の御縁になる人間か否か見ておられます。
聖天様（歓喜天）に縋り祈願し願い叶わず、崖っぷちに立たされたり、崖から落ちた時に、「叶えてくれないじゃないか」と離れる人間か、「崖から落ちようが落ちまいが聖天様（歓喜天）にお任せしたこと、仮に崖から奈落の底に落ちても聖天様（歓喜天）の信仰（聖天信仰）はやめない」と続ける人間かです。
聖天様（歓喜天）は、今世のみならず、来世以降も変わらず御縁を大切に貫き通す人間であるか否か、選ばれているのです。
そして最後の最後、聖天様（歓喜天）から「真の縁ある者じゃ」と、本物の御縁で選ばれた時に、崖から落ちて行く人間を、途中ギリギリの所で救って下さるのです。
ちなみに聖天様（歓喜天）は、その人間が本物の御縁を授かれる人間か否か、はじめから御承知ですが、我々人間が自ら気付くのを、優しく見守っておられるのです。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。
失礼を承知でお尋ね致します。
聖天様はどんな願いも叶えて下さる神様と聞いておりますが、聖天様から｢真の縁が有るもの｣と認めて頂かない限り、どれだけ祈願しても願いは叶わないと言うことですか？
コメント有難う御座います。
最初に授かる御縁で願いを叶えて下さるか、真の御縁を認めてから願いを叶えて下さるか、それは願主の願意の大きさや、願主の持つ（得る）功徳によっても違うかと存じます。
何れにせよ一心不乱に願い、後のことは全てお任せするのが聖天信仰の心得ですから、どの時点で願い叶えて下さろうとも、真の御縁と認めてもらえる聖天信仰であるべきかと存じます。
合掌
いつも配信ご苦労様です。
最近 悟東あすかさんの本で聖天様は全ての神様に見捨てられた人が願う場所と書いてありました…：ﾟ(｡ﾉω＼｡)ﾟ･｡
本当なのでしょうか❓
聖天様は全ての神仏様に見捨てられた人間でも救って下さる神様です。
合掌
力ある神様は信仰者が本当に心得あるものか行動を見極めると言われます。中には熱心で法力まで授かった人がいますがその一途な信仰姿勢は揺るぎないもので成る程を納得も出来、普通の人では至難であることが分かります。