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聖天信仰と八正道

八正道を示した法輪:Wikipedia
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この記事は約3分で読めます。

読者投稿:瑞鳳天祥様

聖パパ様より此方での投稿のお誘いを賜りましたので御言葉に甘えさせて戴き初投稿致します。

さて、皆様に置かれましては、日々御精進の事と存じますが聖天様は、如何なる願いも聞き入れて下さると申して居られますが其の祈願成就も道半ばで不安な方も少なからずいらっしゃるかと思います。

今回は、願意が叶い易く成る方法を御紹介致します。

其の方法とは、八正道と申しますが一般的には、苦しみより逃れる方法として説教致しますが今回は、一般的解釈と聖天信仰に当て填めてお話致します。

八正道

一、〔正見〕此は、物事を有りの侭に観る正しい見解を持つ意味で有りますが要するに偏見や先入観を捨て多角的に観なさいと申して居ります。
聖天信仰に於いては、一部では、恐ろしい等と様々な情報が有りますが聖天信仰に於いては、赤子の如く縋る事ですから聖天様の本願、慈悲を素直に先入観を捨て観る事と成ります。

二、〔正思〕正見に基づき正しい考えや心の持ち方、道理を考える事です。
聖天信仰に於いては、其の神力、本願を疑う事無く其の教えに従い心を寄せる事と素直に縋って見返りや取引、棚ぼた信仰に成らない様に心を保つ事と成ります。

三、〔正語〕正しい言葉を用い(嘘や悪言を言わ無い)愛語を用い他者を喜ばせる事です。
此は、聖天信仰も同様に言霊を信じて相手を思い愛情を持った言葉を使う事ですが、注意したいのは、愛語とは、決して優しい言葉だけでは、無く況して甘言やおべっかいでは、無く相手を大切に想うが故の言葉で相手の成長の為には、時に苦言、意見具申、諌める言葉も必要です。

四、〔正業〕正しい考えを持って正しい行いをする事です。
要するに物事の因果関係を知り他者を喜ばせる行いで聖天信仰に於いては、其の功徳を戴くに当たり自身の行いも同様に他者が笑顔に成る様に他者に尽くし尚且つ見返りを求め無い行いと成ります。

五、〔正命〕日々の暮らしを正しく生き感謝を忘れず貪る事無く知足の暮らしをする事ですが聖天信仰では、其の教えに従い御心に添える暮らしをする事と精進を重ねる事と成ります。

六、〔正精進〕仏様の教えや戒律を守り成道に向けて努力、精進を怠らない事ですが聖天信仰では、願意成就に向け出来る範囲での努力を怠らず不退転の意志で成就を目指し其の功徳を疑わず縋る事と成ります。

七、〔正念〕仏教徒としての自覚を持ち心を安定させる事ですが聖天信仰も同様に聖天様の恩名、信仰者の自覚を持ち其の信仰者の名に恥じぬ様にする事です。

八、〔正定〕心を安定させ正見、正念に基づき正しい精神集中、修養をする事ですが、聖天信仰に於いては、願意成就して心が安定した時、其れに満足するだけでは、無く其の功徳に感謝の気持ちを持ち又、其の先に有る深い慈悲の心と其の本願を学ぶ様努力する事と成ります。

要するに日々の生活習慣を正しい方向に向け出来る範囲での努力を欠かさず見返り信仰や棚ぼた信仰に成らない事が願意成就の秘訣ですし其の功徳に縋り委ねるとも一切の疑いを持たず赤子の如く素直な心で聖天様にお願いする事が何より肝要な事です。

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法話

皆様からのコメントお待ちしております。

  1. 聖パパ 聖パパ より:

    瑞鳳天祥様

    有り難き説法に喜び感謝を致します。
    この記事へのコメントが別の記事内に投稿されていましたので転載します。
    引用元:https://kankiten.com/consultation-2/

    【コメント投稿者】
    出戻り信者

    【コメントの内容】
    瑞鳳天祥様初めまして。
    私、出戻り信者と申します。聖天信仰と八正道の文章を拝見致しまして、歓喜致しました。ありがとうございました。
    普段、私は「五戒」○怒らない○貪らない○愚痴を言わない○素直であれ○正直であれ
    を意識し、普段の生活で
    ○不殺生○不偸盗○不邪淫○不妄語○不邪見
    ○不綺語○不悪口○不両舌○不樫貪○不瞋恚
    の「十戒」に触れたかも知れないと感じた時は、聖天様に「申し訳ありません」と懺悔する様に致しておりますが、八正道と十戒とは、異なる考えなのでしょうか?
    御教授頂けますと幸いです。

  2. 天祥 より:

    前略
    出戻り信者様お初にお目に掛かります。
    早速本題へと移りますが八正道と十戒は、密接な関係で八正道は、御釈迦様がより良く生きる為の方法論、実践法として弟子に説かれた教えで十戒は、サンガ(僧侶の集まり→仏教集団)が出来た際、集団生活の規則として制定され本来は、男子僧侶(比丘)250戒、女性僧侶(比丘尼)348戒存在致します。
    かといって在家信者は、其処までの規則は、守れませんし生活に不具合が生じますから当初は、五戒(不殺生、不偸盗、不妄語、不飲酒、不邪淫)が制定され其の戒が仏教伝播と伴い変化し十戒と成って居ります。
    因みに一般的に戒律と呼ばれますが、戒と律は、性格が違い戒は、「○○しては、成らない」と謂う様な禁忌事項では、無く「○○しない様に・・・」の生活規範、道徳教育の性格を持ち侵しても罰則は、有りませんが律に関しては、絶対禁忌事項の為、抵触すれば罰則も有りますし場合に依っては、追放(破門)の処罰も存在致します。
    此の様に八正道と十戒は、密接な関係を持ち八正道は、説法の中で話された実践法の解説で十戒は、団体としての規則や道徳教育の一環として制定された内容と成ります。

    出戻り信者様へ

    天祥  九拝

    • 出戻り信者 より:

      天祥様、お忙しい中、丁寧なお返事ありがとうございました。日々、聖天様への信仰を続ける中で、「戒」を意識した生活をし、願いを叶えて頂く為に「八正道」を実践させて頂く様に致します。
      今回は、本当にありがとうございました。

      感謝百拝
      出戻り信者

      • 天祥 より:

        其れは、何より善哉な事で日々の御精進なされて下さい。
        愚僧の拙い文章で万分の一でも仏様の世界が御理解戴ければ幸いですし自身の精進の励みに成ります。
        何卒、御自愛召され聖天様の功徳を頂けます事を心より御祈念申し上げます。

        天祥 和南

        • 出戻り信者 より:

          天祥様、私の様な者に「和南」などと恐れ入ります。ありがとうございます。歓喜致しました。
          これからも日々精進させて頂きます。

          出戻り信者 和南

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