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御経に付いて

お経(般若心経)
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読者投稿:瑞鳳天祥様

皆様日々御精進の事と存じます。

さて本日は、御経に付いて少しばかりお話し致します。

皆様は、御経と言われて先ず何をイメージされるでしょうか?

先ず出て来るのは、日々の勤行で有ったり葬儀、法要、御祈祷の際に唱えたり聞いたりする事とお答え戴くかと存じます。

さて、此の御経とは、如何なるものかと申しますと簡単に申しますと仏様からの様々な教えと成ります。

では、何故に仏事に於いて唱えられるかと申しますと一つは、御経の功徳を廻向し功徳を積む事が理由に挙げられ出自は、不明ですが斯様な言葉が御座います。

「僧に布施をし法要を営み又、自ら読誦し廻向を成す此の功徳は、如何に・・・?」

其の答えとしては、「廻向は、則ち布施の行成れど其の功徳は、先に有る者(物故者や廻向の相手)が受くる徳分は、七つの内一つ、他六つは、施主の徳分と成る。」と有り要するに七分の一は、物故者(故人等)に廻り残り七分の六は、施主(布施の主)の徳分と成ると申して居ります。

御経とは、其の言葉や内容に功徳が有る為、其れを書写したり読誦する事で其の功徳を戴く事が出来ると申して居ります。

又、御経は、仏様の教え(より良く生きる為の教え)ですから読むだけでは、無く理解し実行する事も肝要かと存じます。

則ち御経とは、物故者の御霊を導くだけでは、無く現在を生きる自身の為の教えで御座います。

御経の〔経〕の文字は、経糸(たて糸)と読み謂わば教えと謂う経糸に行動と謂う横糸を織り更に心と謂う模様を織り込むが故に綺羅の如く鮮やかな人生を彩る事が出来ます。

では、御経を聞いたり自ら読誦する際には、如何様な心構えが良いかと申しますと禅の教えでは、悟り並びに仏様の教えの真意は、文字に表す事は、出来無いと説き〔不立文字(ふりゅうもんじ)〕の教えを旨として其の真意は、心から心へ刻み伝ええる〔以心伝心〕で伝うと申します。

謂わば書かれて居る文言に囚われず霧中を歩めば自然と衣が濡れる様に心で聞き心で理解し日々の生活に教えを生かす事が肝要かと存じます。

其の境地に到る為には、三つの前段階が有ります。

其の前段階とは、聞くと謂う所作と成りますが僧侶の読誦する御経で有れ自身で読誦する際も同様で御座いますが先ずは、〔諒解〕則ち教えを聞く事ですが此の場合は、御経を聞く事と成ります。

次の段階は、〔理解〕理を解する事と成り仏様が何を申されて居るかを素直に聞く事です。

最終段階は、〔体解〕と成り其の教えを聞き心に刻み理解し実行する事と成りその上で始めて理解体得出来たと申せます。

則ち仏様の教えを聞き自身で読み、其の教えが身と心に躾実行出来る事で初めて御経を理解出来たと申せますし御経が生きて来る事と成ります。

仏教は、心の哲学で御座いますが学問だけ、知識だけでは、意味は御座いませんし理解し体得し実行する事で初めて知識から智恵と申す事が出来ます。

天祥 九拝

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