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知識に付いて

犬と猫
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僧侶様の法話

今日は、「知識」に付いて講釈して見ましょう

一般的には、知識とは、知って居る事柄や内容を意味致します。

然し仏教で用いられる知識と謂う言葉は、師匠や友人を意味する重要な言葉として表現し一般的に知識と呼ばれる事柄は、知恵として表現され佛樣の説かれた法や教えは、智恵と申します。

お話を戻しますが

人は、独りで生きられず誰かの働きを受け生かされて居る以上、様々な影響を受けますし他人からの影響は、図り知れませんし直接的、間接的、意識、無意識に関わらず影響仕合います。

総じて此の影響を【縁】と表現致します。

良くも悪くも様々な情報等を基に人間は、価値観や思考等を致しまして謂わば後天的環境の影響をかなり受ける事と成ります。

後天的な影響は、先ず自身を庇護する親や周囲の直接的な影響を受けて人は、成長し自分の価値観や思考は、後天的作用を強く持ちますから其の環境下で得る「知識」は、迚大切な事で御座います。

仏教に限らず勉学やスポーツ、人生に於ける迄、須く導きや支えは、必要ですし其の作用が無ければ何事も進まないですし教えてくれる人が居なければ何も知らないままで一生を終えてしまいます。

故に樣々な事柄を教えて下さる師や友人は、大切にしなければいけませんね

仏教では、正道へ導いて下さる師や励ましてくれる友人を「善知識」と呼び逆の存在を「惡知識」と呼びます。

即ち善知識が無ければ彼岸へは、到達出来ないでしょう

又「先立つ者は、善知識也」と謂うように身内や大切な存在の死に依って生命の大切さや儚さ美しさ他にも多くの事を知る事も有るでしょうし又、先達の知恵に依り誤った道を歩まずに済む場合も少なからず有ると思います。

故に先に生き其の背から様々な事柄を学ぶ事から先人を尊敬の念を以て【先生】や教えの師匠として【教師】と呼ぶのですが最近は、残念な事に名ばかりの先生や教師が増えた事も事実で御座います。

現代社会は、多くの情報が飛び交い其のツールも多種多樣ですが其の情報の中で正しい分別や判断を行う為には、善き教師や友人が居なければ道を誤ったり憂き目を味わう事と成ります。

ですから樣々なお付き合いも大切ですが本当に貴方を思い慈悲の心で接してくれる【善知識】を大切にしたいですし其の存在に感謝の心で常日頃接したいものですね

天祥 九拝

執筆者:瑞鳳天祥

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