平等とは？

執筆者：瑞鳳天祥

今日は、平等に付いてお話し致して見ましょう

人は、それぞれに人生が有ります

その中に於て他人と比較した時に大なり小なり不公平を感じる時が御座います。

それは、金銭で有ったり評価で有ったり時に応じて納得のいかない不平等感を憶えるものです。

しかし仏教では、全ての物事は、平等と言われて居ますが・・・？

それでは、現状を考えると嘘と成るのでは？

と考える方も大勢居るでしょうし先のお話と矛盾するお話ですし佛樣は、不公平だと文句の一つも出るかも知れませんね

しかし見方を変えて人の一生を考えて見るとその不平等は、平等に訪れて居りますし各々に時の流れも等しく又、終焉の時も遅かれ早かれ訪れます。

又、世の中は、因果律に基づきますから善をすれば徳と成りますし悪をすれば罰せられますね

そう云う意味では、人は、平等なのでは、無いでしょうか？

又、幸福、不幸に付いても同じ事が云えると存じます。

例えば貴方が愛しい人と一緒の刻を過すとしましょうその中で様々な事が有りますが貴方は、多少の困難は、気にせず幸せな刻を過すでしょう・・・

しかし他の人から見ればその困難は、とても不幸に見えるかも知れません

他人は、不幸と思って居ても貴方が幸せと感じて居ればそれは、紛れも無く貴方の幸福で有りますからそれは、誰にも否定は、出来無い訳ですし要するに幸せか否かは、貴方自身が決める事で他人が決める事では、無いですし客観的な基準は、一切存在しないのです。

幸せを決める事が出来るのは、貴方自身ですから世の理は、やはり平等で御座いますし今のお話の中に【幸福の本質】と申します大変重要な事を申し上げて居りますが其の内容は、次回の講釈でお話致します。

天祥　九拝

追白

若し【幸福の本質】が解った方がいらっしゃれば正解の景品は、御座いませんがコメント欄に書いて見て下さい…。

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