ほん怖!!お前は誰だ?

お前は誰だ
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あなたにもこんな経験はありませんか?

本当にあった怖い話

その日もA子は妹を連れて公園に来ていた。
お母さんが、「あぶないから行っちゃダメよ!」と言っている大きな川の近くの公園。

なぜ母がダメと言うのかは知っていた。
妹はまだ小さいし、家からは近いのだが、川に落ちたら大変だ…と思ってるから。

A子「大丈夫…大丈夫…わざわざ柵乗り越えないと川には落ちないし…」
ちゃんと見るから、大丈夫。そう思いながら、妹と手を繋いだ。

公園には、最近よく見かける男の子の兄弟が今日もいた。

小学校では見かけないので、おそらく違う学校の子だと思う。
夏休みで、こっちに来ているのだろうか…
年頃は、お兄ちゃんはA子と同じくらい。
弟くんはちょうど妹と同じくらいだろうか…。
そんな事を考えていたら…

男(兄)「なぁ、よく見かけるけど、家近いの?」
A子「うん、すぐそこ。」
男(兄)「じゃあさ、〇〇にある空き家、知ってる?」
A子「あぁ、もうすぐ取壊すから近づいちゃダメってお母さんが言ってたとこかな?」
男(兄)「やっぱり…取り壊しか~」
男(兄)「なぁ、一緒に今から探検に行かない?」

A子は妹を見る…怖がらないだろうか…
A子「ね、Bちゃん(妹)どうする?」
Bちゃん(妹)「行く♡ 面白そう!」
A子「本当に怖くない?」
Bちゃん(妹)「大丈夫!」

男(兄)「よし、決まり!」

そんなこんなで、不気味な空き家に行くことになった。

そこはこの公園からすぐ近く。
あっという間に着いた。

門が壊れていて、押すと簡単に開いた。

男(兄)「びっくりする程、簡単に入れたな(笑)」
という男(兄)の言葉に、皆笑った。

中は、うっそうと木が伸び放題に伸び、雑草も結構伸びていて、とても歩きにくい。
そして…思っていたより、広い…

Bちゃん(妹)「わ~…変な木…」
見ると、大きな木の枝に、不気味なプラスチックで作ったような気味の悪い造花が丁寧に一つ一つ枝に取り付けてあり、まるで、おどろおどろしい花が満開状態のとても趣味の悪い木…という感じ。

何かのおまじない?不気味だ…
その木の横を通り過ぎて、ようやく玄関に到着した。

男(兄)「入れるかな…」
玄関のノブを回すが、流石に、門の時のようにすぐには開かない。
鍵がかかっている。
何度かガチャガチャやっているが、流石に子供の力では無理なようだ。

男(兄)「裏、回ってみるか?」
皆「お~!」とわざと怖さを吹き消すような大声で言ってみる..

裏に回ると、庭に面した大きな窓ガラスが、ここから入れますよと言わんばかりに割れている…

手を入れ、鍵を外すと、簡単に窓が開いた。

男(兄)「ここから、入るぞ!着いてこい!」
A子「大丈夫?怖くない?」と妹と弟くんを見る。
皆小さく頷いている。大丈夫そうだ…

男(兄)「行くぞ!着いてこい!」

男(兄)に続いて…弟くん、妹、A子の順に入る。

中は…思いの外…暗い…

更に、気味の悪い造花が散乱していて歩きにくい。

男(兄)「二階に上がって、一周して、一階を回ったら帰るぞ!」
皆「わかった…」流石に皆怖くて、トーンダウンしている…。

二階に上がる階段を一歩一歩登る。後少しで二階だ..そう思った時…

「ぎゃ~~~」

もうその声でパニック!!

皆、悲鳴を上げて、バラバラに階段を駆け下り、今入ってきた窓から外へ出る。

しんどいなんて考えてる暇もない…

そのまま、庭を走り抜け、門を通り抜け、元いた公園まで走った…

A子「あっ…」今頃妹を思い出したが、しっかり妹は息を切らせながら隣にいた。

後ろを見ると、男(兄)はいる….
あれ…弟くんがいない….

まさか、置いて来ちゃった?そう思ったが、まさかあの場所にもう一度行く勇気はない…

A子「ねぇ、弟くん、置いてきちゃったんじゃない?見てきてあげなよ!」

男(兄)「?」

A子「なに?男のくせに怖いの?」

男(兄)「いや、俺…弟なんていないけど…」

A子「え?何言ってるの?最初からいたじゃないあなたの隣に…」

男(兄)「いや、マジで何言ってるの?」

Bちゃん(妹)「お姉ちゃん、どうしたの?弟くんなんて見てないよ…」

A子「何?弟くんがいない?最初から?ふざけないで…怖いからもうやめてよ!」

男(兄)・Bちゃん(妹)「??」

A子「何?私だけ見えてたの?いや…まじで…居たよ…やだ..怖いよ..」

そこに、お母さんの声が聞こえた。私達を探している。

A子「ごめん、お母さんが来たから帰る、ごめんね…」

A子「ところで、あの時…なんで叫んだの?」

男(兄)「は?俺は叫んでない…」

なぜだかゾッとした…その表情に…
じゃあ、あれは誰が叫んだんだろう…

お母さんが、公園の入り口まで来た。

こっちを見て…
母「何してるの?帰るわよ~~!」…声が怖い。

妹と急いでお母さんの所まで走った。

A子と妹「お母さん、ごめんなさい…この公園…もう来ないから…許して..」

母「ダメって言ったでしょ…とにかく無事で良かった..帰ろ!」

A子「うん、もう一回あの子にバイバイ言ってから帰る。」
Bちゃん(妹)「私も!」

母「あの子って?」

A子「えっ?あそこにいる男の子…」
母「えっ?誰もいないでしょ?」

さっきまで喋っていた所に、男(兄)はいない…

A子と妹「あれ?いない…」

A子「でも、さっき声をかけてくれた時は居たでしょ?」
母「や~ね…誰も居なかったわよ…公園にはあなた達2人だけだったわよ…」

ゾッとした…
あの男(兄)も…いない?

じゃあ、私達が話していたのは誰?
もしかしたら…廃墟の霊?
私達、危なかったのかもしれない!
…A子はドキドキが止まらなかった。

肝試し…廃墟などに行き、霊を冒涜する行為はヤメたほうが無難です。
もしかしたら…霊に呼ばれているのかもしれません…
悪霊退散

合掌
執筆者:聖ママ

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心霊と神秘

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  1. マー坊 より:

    聖ママ様、今夜も怖いお話ありがとうございます(汗)

    私も先程、よく似た話を書きました。
    実際に経験すると何とも言えませんね…?

    今夜は大丈夫!
    なんとかトイレ行けそうです(^^;

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    • 聖ママ聖ママ より:

      マー坊様

      またまたコメントありがとうございます。
      私の経験ではありませんが、本当にあった怖いお話ですよ!

      それにしても良かった。
      今夜はおもらしの心配なしですね(笑)

      by聖ママ

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