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聖天様は人間を幸せにしても不幸にはしない

責任転嫁
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この世には、自分の不幸を、聖天様へ責任転嫁する人間がいます。

聖天様の禍だとか、聖天様の罰だとか、更に酷い人間になると、聖天様の祟りだという不届き者までいます。

これ冒頭でも申しました通り、聖天様は人間を幸せにしても、人間を不幸になんて致しません。

これ聖天様に大変失礼な責任転嫁だと言えます。

仮に何らかの不幸を招いたとしても、それは聖天様が人間を不幸にしたのではなく、その人間の因果応報による自己責任で不幸を招いただけの話です。

この世を生きるに幸せばかり起こるなんて有り得ません。

幸せあれば不幸ありです。

ただ、聖天様と御縁ある人間は、その不幸を回避してくれたり、その大きな不幸を小さくしてくれたり、聖天様が御守護して下さいますが、聖天様と御縁の無い人間は、その不幸を回避できず、その大きな不幸を小さくできず、そのまま大きな不幸を招いてしまうだけの話に御座います。

仮の話ですが、誰かが怪我をしたとして、それを「あなたが仕掛けたことだ」とか「あなたの呪いのせいだ」なんて言われたらどうしますか?

もう関わり合わないでおこうと思いますよねw

何か不幸など嫌なことがある度に「これは聖天様の・・・」なんて理解していたら、しまいに聖天様も離れてしまいます。

良いでしょうか。

聖天様は人間を幸せにしても不幸にはしない。

これ肝に銘じておいて下さい。

そして世にある「怖い」とか「祟神」とか、無礼千万な迷信など信じぬことです。

合掌

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