あなたはもっと頑張れます！

『エースを狙え！』というテニス漫画を読んだことがあります。

中にとても衝撃を受けたシーンがあります。

私はこの本で「限界領域児童」という言葉を知りました。
作品中の言葉で説明すると、「限界領域児童」とは、重度の肢体不自由おかされ、今年を生きているのが限界の子供達。来年は生きていないであろう子供達のことなのだそうです。

衝撃を受けた、ある場面を説明すると、

荒々しい喧嘩プレーヤーだった宗方が、限界領域児童のキャンプを訪問し、その余命いくばくもない少年と出会います。
ある日宗方は、少年をおんぶして、山の頂上を目指して走るのですが、鍛えに鍛えたテニスプレヤーの宗方を「お兄ちゃん重くない？」と少年は気遣うのです。
宗方は、少年を、心の美しい子だ天使のような子だ。力つきて倒れるまで走ってやりたい！と思い、頂上まで走り続けました。
そして、少年はその夏の思い出を、最高の思い出として亡くなります。
その出来事が宗方を変えます。
宗方はコートの中で相手選手とでなく、自分自身と戦うようになっていきます。自分の甘え未熟さトゲトゲしさ、人の心を冷たく貫く言動などなどを次々と削ぎ落としていったのです。
喧嘩テニスを改め、もう一歩上のプレーヤーに育っていったのです。

というようなお話でした。もっと詳しく知りたい方は本を読んで下さいね。