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喉元過ぎれば熱さを忘れるが故に怠り暗転する

炎・焚き木・焚き火・燃える
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執筆者:聖パパ

喉元過ぎれば熱さを忘れるとは、『辛く苦しかった時のことも時が過ぎれば簡単に忘れてしまう』という意味です。これまでに行ってきた努力精進も忘れることで怠るようになります。

辛く苦しい時は、聖天様に救いを求め、月に1度は参拝していたのに、聖天様から少し救われたことで、2ヶ月に1度の参拝になったり、3ヶ月に1度の参拝に怠っている。

辛く苦しい時は、聖天様に救いを求め、御真言100回とか1000回唱えていたのに、聖天様から少し救われたことで、御真言21回とか7回しか唱えなくなり怠っている。

聖天信仰は、良い時も悪い時も、苦しい時も楽な時も、変わらない心で怠らず行うべしです。努力精進すればするほど、怠れば怠るほど、いずれも因果応報による結果を迎えることになります。

何事に対しても、暗転を感じた時は、自ら怠りが無いか自問自答し確認してみて下さい。もしそこに何か怠りを感じることがあれば、速やかに改善すべしに存じます。

よく世間で『信用を得るには長い時間を要するが、信用を失うのは一瞬である』というような言葉をいいますが、これまさに努力精進も同じだと言え、功徳は得るより失う方が早いです。

合掌

意識と行動

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