今回の記事は、女性なら誰もが一度は気になるだろう、月経(生理)の日に聖天様(歓喜天)へ参拝したら駄目なのか、また家でのお勤めも駄目なのか、という記事です。
この問は無料相談でも多く寄せられております。
これには賛否両論が御座いますが、皆さんはどう考えていますか?
否定論
先ず、女性は月経(生理)の日に、聖天様(歓喜天)への参拝及び家でのお勤めをしたら駄目!という否定論から記します。
この否定論に対する理由は多々ありますが、その中の主な理由は「穢れ」です。
女性は月経(生理)の間、穢れているという考え方です。
つまり、穢れた身体で聖天様(歓喜天)を参拝したり、家でお勤めするのは失礼だという考え方です。
肯定論
次に、女性は月経(生理)の日であっても、聖天様(歓喜天)に参拝したり、家でお勤めしても良いという肯定論を記します。
この肯定論に対する理由も多々ありますが、その中の主な理由は「穢れでない」という考え方です。
つまり、穢れではないが故に、聖天様(歓喜天)に参拝したり、自宅でお勤めしても失礼ではないという考え方です。
結論
結論としては、各寺社によって考えが異なりますのが、時代と共に肯定論が増えていることは間違い御座いません。
また気になる人は参拝を御遠慮されても良いですが、自宅でのお勤めは欠かさずされた方が良いと言えるでしょう。
その中で皆さんがどう考えるかは別として、これより私の持論を記します。
私は女性の月経(生理)を穢れとは考えません。
また聖天様(歓喜天)も穢れとは言われません。
そもそも女性の月経(生理)が穢れだと言うのは、神仏様ではなく人間が男尊女卑という考え方によって伝えたものです。
また、現代は昔と違って、月経(生理)関連の商品が沢山ありますので、血が流れ出るようなことも無いでしょう。
聖天様(歓喜天)は月経(生理)中の女性に対し「お主は穢れておるから控えよ!」なんて絶対に言いません(笑)
逆に「身体は大丈夫か?無理せず身体を労れよ!」と心配して下さいます。
そもそも血が汚れという説が多いですが、その昔に男僧が山に入り修行するも、女性がいると集中できぬという理由から、女性は穢れとし伝えた説も御座います。
まぁ難しい話は別として、女性の月経(生理)は穢れでは御座いませんので、気を使わず聖天様(歓喜天)に逢いに参拝し、家でも毎日朝夕に欠かさずお勤めされて下さい。
またこれは、聖天様(歓喜天)に限らず、いかなる寺社や諸仏諸神様でも同じだと言えますので、何処へ参拝するも何ら気にされる必要は御座いません。
但し、だからと言って気遣いは怠らず、月経(生理)でしっかり対策し、聖天様(歓喜天)には「このような日に失礼お許し下さい」と伝えるなど、聖天様(歓喜天)に対して気遣う心が大切かと存じます。
合掌
執筆者:聖パパ
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