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聖天様が大好きな亀屋清永さんの清浄歓喜団はこんなお菓子です

清浄歓喜団
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以前聖パパも記事にしておりますが、聖天様が大好きな『清浄歓喜団』について書きます。
聖天信仰されている方はほとんどの方がご存知だとは思いますがお付き合いください。
最後に亀屋清永さんのホームページリンクも貼っておきますので、宜しければ清浄歓喜団お買い求め下さい。

聖夫婦

清浄歓喜団とは

販売されているのは和菓子の老舗、「亀屋清永」さんです。

出典:京御菓子司 亀屋清永

清浄歓喜団を購入されたい方は、下記聖パパの記事を参考にして下さい!

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『清浄歓喜団』は唐菓子です。

『唐菓子』=からくだものと呼ばれ、奈良時代、遣唐使が仏教と共に日本へ持ち込んだそうです。
唐(中国)から、八種(やくさ)の唐菓子と十四種の果餅(かへい)、その作り方が伝わりました。

天台宗、真言宗などの密教のお供えものとして使われ、当時の一般庶民はとても口にすることはできず、貴族のみに与えられた食べ物だったそうです。

八種(やくさ)の唐菓子と十四種の果餅(かへい)

八種の唐菓子

八種(やくさ)
梅枝(ばいし)=米の粉を水で練って米粉(くしとぎ)にしたものを、茹でて薄く延ばして、梅の枝や、鍬の形に整えて油で揚げたもの
桃枝(とうし)=梅枝と同じようなのもの
餲餬(かっこ)=食用虫のすくも虫に米粉をまぶし油で揚げたもの
桂心(けいしん)=米粉を三蔵法師のかぶる法冠のような形にして油で揚げて干したもの
黏臍(てんせい)=うるち米をこねて、へその形につくり、油で揚げたもの
饆饠(ひちら)=うるち米をこね、煎餅のように偏平にして、中にあんを入れて焼いたもの
団喜(だんき)=歓喜団=小麦粉をこねて、あんを包み、油で揚げたもの
鎚子(ついし)=米粉、小麦粉をこねて蒸し、サトイモや団栗の形に作った餅

米、麦、大豆、小豆などをこねたり、油で揚げたりしたもの。
それぞれ特徴のある形をしています。

十四種の果餅(かへい)
煎餅(いりもち)=小麦粉を油でいったもの
おこしごめ=米に蜜を混ぜ合わせつつ煎ったもの
結果(かひなは)=小麦粉をこねて結び緒の形にした干菓子
魚形(ぎょぎょう)=唐菓子とわかるのみ
こんとん=小刻み肉あるいは餡を小麦粉の皮で包み、蒸したもの
索餅(さくべい)=小麦粉を原料とし、縄のようによったもの
椿餅(つばいもち)=椿の葉を合わせ、中に甘葛煎入りの米粉団子をはさんだもの
粉熟(ふずく)もち米の粉、ササゲ、アワ、熬胡麻(いりごま)、搗栗(かちぐり)、棗(なつめ)、豆などの五穀を五色にかたどって餅にしてゆでて、甘葛煎(あまかずらいり)をかけてこね合せて、細い竹の筒に固く押し入れたもの
伏兎(ふと)=ウサギが伏せた形に似ているので伏兎とも書く。油で揚げた餅
餅餉(へいこう)=唐菓子とわかるのみ
餅(へいたん)=唐菓子とわかるのみ
ほうとん=大和芋をすって米粉とよくまぜてこねたものを、めん棒で平らにし細く長く切って、豆汁にひたして食べるもの
餅(まがり)=米・麦の粉をこねて細く引き伸ばし、ひねって輪のようにして、油で揚げたもの
捻頭(むぎかた)=小麦粉を練り、頭をねじった形に作った古代の菓子

これらの唐菓子の中から、今日の団子、饅頭、煎餅などがうまれたといわれています。

『清浄歓喜団』のルーツ

モーダカ

聖天様の起源とも言われているガネーシャ様が好まれるのがこのモーダカ。
モーダカは、主に西インドと南インドで作られる伝統的な菓子です。

米粉もしくは小麦粉を練った生地で、刻んだココナッツやパームシュガー(椰子糖)を混ぜて作った餡を包み、手または専用の型を用いてひだのある宝珠型に成形する。これを植物油で揚げるか、蒸した物だそうです。

『清浄歓喜団』たまにはどうですか?

高価な『清浄歓喜団』は、聖天様が好まれるお菓子です。
白檀や桂皮、竜脳…などなど独特の香りが特徴的な、じわじわとくる美味しさは一度ご賞味頂きたい一品です。
かなり固いので、お下がりを頂くときは注意してお召し上がりください。少し温めると更に香りがたって美味しくなります。

最後に、亀屋清永さんのホームページリンクを下記へ準備しておきますので、宜しければ清浄歓喜団お買い求め下さい。

亀屋清永
京御菓子司亀屋清永。1617年(元和3年)の創業から400年、京都祇園にて広く京御菓子司として皆様方...

合掌
執筆者:聖ママ

作法と心得

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