聖天様ほか神仏様に何か願い事をするにも、願うこと後回しにする人がいれば、思い立ったが吉日で祈願する人がいますし、短期間で無理して祈願し続かない人がいれば、出来る範囲内でコツコツ祈願し継続する人がいます。
これどちらが願い叶う祈願の秘訣かと言えば、思い立ったが吉日で祈願する人と、出来る範囲内でコツコツ祈願し継続する人です。
今回は、この二つのキーワードについて、少し話したいと思います。
思い立ったが吉日
例えばですが、今は11月です。
来年の1月から、受験戦争です。
聖天様ほか神仏様に、合格成就を願う時、いつから願い始めるのがベストでしょうか。
今月から願い始めている人がいれば、12月から願い始める人がいるでしょうし、1月に入った直前で願い始める人もいるかと存じます。
また、その多くが直前であると思います。
これ大きな間違いです。
もし、合格成就の祈願に最善を尽くしたいのであれば、直前になってから願うのでは無く、思い立ったが吉日が如く事前に、コツコツ願い始めるのが最善です。
実際に当方でも、12月に入ってからとか、1月に入った直前に、合格成就の祈祷を申し込まれる人が多いですが、3ヶ月前、半年前、早い人なら1年前から、毎月コツコツと、合格成就の祈祷を申し込まれる人がいます。
どんな願い事も同じであり思い立ったが吉日が最善ですが、特に1日でも早く願い叶えたいという場合は待った無しに御座います。
コツコツ
聖天様ほか神仏様に何かを祈願するにしても、毎日参拝したり金銭的に無理ある祈祷をしたり、短期間で無理して祈願する人がいます。
これ何事も同じですが、無理すれば後に続きません。
其れ相応の徳を持ち合わせ、短期集中型で願い叶う人なら良いですが、多くの場合は功徳が足りず、長期戦は想定内に御座います。
短期間で無理して祈願したところで、後に続かなければ本末転倒に御座います。
やはり、継続は力なり!であり、毎月でも出来る範囲内でコツコツと祈願することが肝要です。
それは参拝にしろ祈祷にしろ同じことであり、その信仰そのものが、聖天信仰の心得十二条にも『信仰は、うまず、たゆまず、一生涯続ける事が肝要である。』と書き記されてある通りに御座います。
後になって「もっと早くから祈願いておけば良かった。そしたら願い叶っていたかもしれない。」と後悔しないようにして下さい。
後になって「一度に無理しなければ良かった、祈祷するにしても参拝するにしても、お金と体が続かない。もしあの時に無理さえしなければ、今でも祈祷したり参拝したりし、願い叶っていたかもしれない。」と後悔しないようにして下さい。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。