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悪いことが起こった時に分かる聖天様との御縁

御縁
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聖夫婦

聖天様は最強の守護神です。だからと言って、聖天様を信仰すれば、何もかも良いことばかりで、何ら悪いことが起こらないということでは御座いません。

例えば、聖天様を信仰するAさんとBさんに、全く同じ悪いことが起こったとします。

そこでAさんは、「なんでこんなことが起こったんだ!聖天様を信仰しているのに、聖天様は最強の守護神と聞いたのに、守ってくれなかったじゃないか。」となり、Bさんは、「良かった。聖天様を信仰していなければ、もっと大きな悪いことになっていたかもしれない。聖天様が小さく済むように守ってくれたんだ。有り難い。」となります。

これちょっとした意識の違いですが、その結果は天と地に御座います。

先ず言えることとして、何か悪いことが起こった時、聖天様が守ってくれなかったと考える人間に、聖天様は振り向かれなくなり、その後の御縁は無いと存じます。

そもそもそのような屈折した考えは、聖天様への責任転嫁と言え、悪いことが起こるのは、己の因果応報による報いでありながら、そんな考えでは、聖天様も御守護して下さらなくなります。

このような意識でいくら聖天様を信仰しても、聖天様との御縁があるとは言えず、なんちゃって聖天信仰であると言えます。

次に言えることとして、何か悪いことが起こった時に、聖天様が守ってくれたと考える人間には、その後も聖天様の最強の御守護を賜ります。だからこそ大きな悪いことも小さく済むのです。

これ人間同士でも同じですが、自分が良い時に誰が本当の友達なんて分かりません。自分が悪くなった時に本当の友達が分かるのです。自分が良い時は多くの友達が沢山いても、自分が悪くなった時に殆どの友達が蜘蛛の子を散らすように逃げ去ります。そこで助けてくれるのが、本当の友達であり、本当の友達の縁です。

聖天様との御縁も同じです。

自分が良い時には、聖天様との御縁の深さが見えずとも、自分が悪くなった時に、聖天様との御縁の深さが見えるものです。

何か悪いことが起こった時に、「聖天様が守ってくれなかった。」と思う人間と聖天様の御縁は薄く、やがて消えゆくと言え、「聖天様が守ってくれた。」と思う人間と聖天様の御縁は深く、感謝の気持ちで聖天様へ御礼すれば更に御縁は深まっていくと言えます。

これからも、あなたに辛く苦しい悪しきことが起こるかもしれません。しかしそれには何らかの意味があるのです。それを安易に聖天様が守ってくれなかったと思う人間と聖天様との御縁は本物にあらずであり、聖天様が守ってくれたと思う人間と聖天様の御縁が本物だと言えるのです。

これは、まだ私が子供の頃の実話ですが、近所に住む家の人が新車を購入し、ある寺院へ祈祷に行かれましたが、その帰り道に交通事故にあいました。その家の人は「お寺に行って、祈祷した帰り道に事故するなんて最悪だ!あそこは駄目だ!もう二度と行かない!」と、寺や神仏様に文句八百の責任転嫁し、御縁を失ったのです。この人の、「もう二度と行かない!」というのは、神仏様が振り向かなくなり御縁を失った証なのです。これ、「祈祷したからこそ神仏様に救われた。祈祷したからこそ神仏様に守られた。だから大きい事故が小さくなり今現在に命がある。」と思えなかった残念な人の実例です。

ここ聖天様ブログ読者様は、誰もが聖天様から御守護を賜っています。例え悪いと思えることが起こったとしても、そこには必ず聖天様の御守護があったことに気付いて下さい。そして聖天様に感謝して下さい。さすればまた、聖天様が皆様を御守護して下さいます。

聖天様は現世利益の最強神であり、最強の守護神であります。

合掌
執筆者:聖パパ

聖天様 奇跡

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