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聖天様(歓喜天)の神棚の掃除はいつする?又掃除の仕方は?

大掃除
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神棚は毎月あるいは数ヶ月に1回は大掃除をしている。という方も多いとは思いますが、年末には神棚を大掃除して、気持ちよく聖天様(歓喜天)に新年を迎えて頂きましょう。

聖天様(歓喜天)の神棚の掃除の手順

いつ掃除をする?

結論から言いますと、聖天様(歓喜天)の神棚の大掃除にいついつまでと決まった日はありません。

皆様の都合に合わせていただいて大丈夫ですが、12月の最終週までには掃除を済ませ、最終週にお正月の御供を飾り、聖天様(歓喜天)に気持ちよく新年を迎えて頂きたいと思います。

一般的な大掃除のお話をすると…

日本では昔から12月13日を「すす払い」として家の中の塵や埃を払う行事が行われてきたようです。

しかし、最近では13日にこだわらない方が増えてきているようですが、神棚だけは昔ながらの13日に掃除をするいう方もいらっしゃるようです。

そして、12月の最後の週になってきたら、お正月飾り(門松や鏡餅その他)を飾り始めます。

元々、お正月飾りは、歳神さまをお迎えする準備だと言われています。

歳神さまは31日の早朝に来られると言われていますので、31日に掃除をしているようでは、歳神様はその年は来られないということになるようです(お正月の準備が出来ていないお家に歳神様は来られないそうです。)

ということで、歳神様を考えると、大掃除は31日では遅すぎてダメということになります。

「29日」は、(苦しみ)に通ずるから、「門松などは28日までに飾るのがよい」という説もあるようです。

ということでゴロを気にされる方は、28日にはお正月飾りを出さなければならないということになりますので、27日中には大掃除は終わらせる必要がありそうです。

実際関係ないのですが六曜(仏滅等)等を気にされる方は、お正月飾りを出すのは仏滅などを避けられる方もいるようです。
※2018年は12月24日と30日が仏滅です。25日が大安で26日は赤口26日が先勝27日が先勝28日が友引です。

ということから考えると、24日は仏滅ですので、気にされる方は25日から28日までにお正月飾りが出せるようにお掃除を済ませる必要がありそうです。

掃除道具の準備

・清潔な雑巾(聖天様(歓喜天)用として用意)2~3枚用意します。
・柔らかいブラシ(聖天様(歓喜天)用として用意)
※100均などの、メイク用の柔らかいブラシなどで十分です。
・白い紙
※和紙(半紙)かコピー用紙など、お札あるいはお札をお祀りしているお宮を一時移動して頂く時に下に敷く為の白い紙を用意します。
又丁寧にするなら、お札あるいはお札をお祀りしているお宮に触る時は息が直接かからないように口に和紙(半紙)を咥えるか、マスクなどを着用することが望ましいようです。

まずは身を清めます。

本来は沐浴で身を清めてから始めるのが一番いいです。しかし、なかなかそうはいきませんので、掃除を始める前に身を清める意味で、手を石鹸で洗い、口を濯ぎます。

掃除の前後に声をかける

掃除を始める前にまずは聖天様(歓喜天)に声をかけましょう。「聖天様(歓喜天)今から年末の大掃除をさせて頂きます。宜しくお願いします。」と声をかけてから始めます。
掃除が終わった時も聖天様(歓喜天)に声をかけましょう。「聖天様(歓喜天)年末の大掃除終わりました。ありがとうございました。」と声をかけて終わります。

お声がけが終わったら掃除を始めます

まずは清潔な机の上などに白い紙を敷き、聖天様(歓喜天)のお札あるいはお札をお祀りしているお宮に移動して頂きます。
そして、神棚の神具を全て一度お下げします。

白木で作られている神棚の棚は水拭きはしません。カビや歪みの原因となります。乾いた雑巾で拭き掃除をしましょう。
※濡れティッシュ等も使用しないほうが無難です。

水拭きの出来る素材の神棚の場合は、まずは濡れ雑巾で拭き、乾いた雑巾でしっかり乾拭きします。

お札のホコリは、聖天様(歓喜天)専用の専用の柔らかいブラシ等でホコリを落とします。決してフーと息でホコリを飛ばすような掃除をしないようにして下さい。
お札をお祀りしているお宮の場合も息でホコリを飛ばすような事はせず、細かい細工部分を聖天様(歓喜天)専用の柔らかいブラシ等でホコリを落とすようにして下さい。

その他神具、ロウソク立てやお線香立てなどもキレイに掃除します。

全てキレイになったら、神棚に聖天様(歓喜天)のお札あるいはお札をお祀りしているお宮を神棚にお戻り頂きます。元の場所にお戻り頂けたら、その他神具も元の位置に戻します。

掃除が終わったら、最後にキチンとご挨拶します。最終週位の時期なら、そのままお正月用の御供を供えます。

まとめ

聖天様(歓喜天)は目に見えない存在ですが、確かにそこにいらっしゃるので、多少やり方がどうのこうのということよりも、何より聖天様(歓喜天)に敬意を払い、日頃の感謝の意味を込めて丁寧にお掃除させて頂く、とういう気持ちが大切だと思います。

合掌
執筆者:聖ママ

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