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赤不浄、黒不浄に関して…。

十一面観音菩薩(瑞鳳天祥様)
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執筆者:瑞鳳天祥

皆様、日々御精進の事と存じます。

本日は、赤不浄、黒不浄にに関して考察致したいと存じます。

さて、皆様に置かれましては、折りに触れて聖天様や神社等に参拝致されるかと思いますが其の際の御法度の一つとして喪中や月のモノの際には、参拝を控える様にと聞いた事が有るかと存じます。

其の理由としては、【神域に穢れを持ち込まない】や【神は、穢れを嫌う】と申しまして神道では、忌中を【黒不浄】月のモノを【赤不浄】と申しまして其の期間は、神域への立入を禁じたり忌中の際には、自宅の神棚へ半紙で神封じを致し一切の神事や礼拝、毎日の御給事等は、控えます。

さて、其の理由で御座いますが黒不浄、赤不浄共に人の営みの一つで御座いまして避けては、通れない事柄で御座いますが何故、不浄とされるのでしょうか?

其の理由で御座いますが神道では、【穢れ】を嫌い神社では、婚礼や祓いの儀式は、行いますが葬送は、自宅若しくは、ホール等で行い墓所も神域の外に御座います。

其の理由は、穢れを持ち込まないとの理由で御座いますが抑、人は、煩悩や様々な欲が御座いますから決して清浄とは、申せません

然しながら通常の参拝に関しては、手水で浄めれば拝殿迄の参拝は、可能です。

では、黒不浄や赤不浄との違いは、何なのでしょうか?

其の理由とは、【穢れ】の言葉の中に御座いまして【穢れ】の語源とは、【気枯れ】で御座いまして以前、元気に付いて触れて居りますが気が偏ったり枯れてしまいますと病いに陥ったり不調が起こり死とは、全ての気が枯れ果てた状態に御座います。

更に月のモノに関しても同様に代謝行為の一つでは、有りますが女性に取っては、大変憂鬱で元気とは、言えない状態に御座います。

故に《気枯れ→きがれ→穢れ》へと変化した次第に御座います。

其の理由から気枯れを元の気へと戻す為に古来は、物忌みや御籠り等を行い気が戻る迄、待ち気の満ち足りた状態で参拝を致した訳で御座います。

さて、赤不浄に関しては、期間は、各々に差異は、御座いますが明確に終った事が認識出来ますが黒不浄に関しては、何時迄との疑問が有るかと存じます。

一応、参考と致しましては、忌服期間を参考との考えも御座いますが神道に於いては、仏教同様に喪中期間が御座います。

仏教に於いては、七七日(49日)を以て忌明けと致しますが神道では、没後五十日を以て忌明け《神上がり》と致しまして五十日目に神棚封じを解き忌明けの祓いを以て日常の礼拝等を致します。

故に黒不浄の場合は、五十日を過ぎてから参拝を致されると良いかと存じます。

基本的に寺院に関しては、赤不浄や黒不浄の考えは、御座いませんので何時でも参拝は、可能ですが聖天様に関しては、神としての考えと佛様(天部の佛様)双方の考え方が御座いますのでどちらの考えかとは、明確には、申し上げられませんが間違い無いのは、神事に従った赤不浄や黒不浄の際には、控え御挨拶は、鳥居の外若しくは、結界を意味致します注連縄の外からの御挨拶が間違い無いかと存じますし其の際には、聖天様に事情を申し上げ外から失礼を致しますと言上為されると宜しいかと存じます。

天祥 九拝

聖天様専用の鳥居▶

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法話

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