聖天様も見放す八つ当たり

いじめ、パワハラ、その他にも人が嫌がること言ったり、傷付けたり悲しませたりする行為が、この社会では多く見受けられます。これら全てを一言で言えば「八つ当たり」です。

先ずは八つ当たりの意味について書きますが、八つ当たりを簡単に言えば「何か気に入らないことがあったら他人に逆ギレし当たり散らす」という意味です。一種のヒステリーですね。

世間では、批判とか非難という言葉を使うことが多いことでも、実際は八つ当たりであることが多いです。そもそも批判や非難とは相手の欠点や過失を責めるという意味ですが、欠点や過失は自分にあり、相手に欠点や過失がないにも関わらず、責めること批判や非難にあらず、全ては、八つ当たりで御座います。

八つ当たりする人の特徴

八つ当たりする人の甘え

八つ当たりをする者に徳など無く、いくら聖天信仰したとしても、聖天様は振り向かず、なんちゃって信仰となります。何故なら、聖天様は喜びの神様です。相手を喜ばせることが聖天信仰であります。ところが八つ当たりは必ず相手を傷付けます。それは聖天様の意に反した行為です。

相手に対し何か気に入らないことがあるなら、八つ当たりなどせずに、その相手と関わらなければ良いのです。ネット上でも誰かに八つ当たりする書き込みがありますが、気に入らぬなら見なければ良いのです。関わらなければ良いのです。ところが、この八つ当たりする人の特徴として言えるのは、気に入らないにも関わらず、やたらしつこく関わってくるので質が悪いです（笑）

相手に責任転嫁し八つ当たりするは、八つ当たりする人の甘えで御座います。

八つ当たりする人は謝らない

八つ当たりする人は自分に甘いが故に、自分の欠点や過失を、相手に責任転嫁し責めますので、決して謝りません。例え悪くない相手から謝ってきても、八つ当たりする人は謝りません（笑）

ついイライラしたり、つい相手に八つ当たりしたり、ついついしてしまうこともあるでしょう。人間ですからね。しかし大切なのは後のことです。つい八つ当たりしてしまったのならば、その行為を反省し相手に対し素直に謝るべきです。それが出来る者には聖天様も振り向かれますが、それが出来ない者には振り向かれません。

我々人間は日々反省と懺悔です。その中から明日への正しい道が見えてくるのです。また聖天様が明日への正しい道を示し導いて下さるのです。そして反省心のない者は、永遠に続く間違った道を歩み続けるしかないのです。

つい相手をいじめてしまった。つい相手に悪口を言ってしまった。つい相手の陰口を言ってしまった。つい相手にパワハラしてしまった。つい相手に八つ当たりしてしまった。つい相手を傷付けてしまった。素直に反省し謝罪すべしです。また、素直に反省し聖天様へ懺悔すべしです。

八つ当たりする人の因果応報

八つ当たりは因果応報としてブーメランの如く自分に返ってきます。相手をいじめた。相手に悪口を言った。相手の陰口を言った。相手にパワハラした。相手に八つ当たりした。相手を傷付けた。これら全ては因果応報として必ず自分に返ってくると知るべしです。仮に同じ結果で返ってこなくとも、何らかの悪しき結果として自分に返って来ますので其れ相応の覚悟が必要です。

相手を傷つけて良いことなど何も御座いません。仮に自分に非があり傷つけてしまったのなら、素直に反省し懺悔すべしです。いじめも、パワハラも、八つ当たりも、全て不徳な行為です。

もしそれが出来ないのであれば、今後一切に関わり合わないことです。それが相手の為であり、自分のためでもあると肝に銘じるべしです。人間ですから、気に入らない相手もいるでしょう。ならば関わり合わないことです。八つ当たりは己を不幸にします。

合掌