聖天様鎮座のいわれ
八栗聖天
ホームページより
【創建】
天長6年(829)弘法大師空海により開創されたそうです。
標高375mの五剣山の中腹に位置する、真言宗大覚寺派のお寺です。
【八栗聖天の聖天様は】
八栗の聖天様は、弘法大師がお作りになられた聖天様です。
この聖天様は、後水尾天皇皇后の東福門院様の念持仏だったそうです。
東福門院様ってどんな人?
東福門院様は、徳川秀忠とお江の八女で、名は和子(かずこ)/(まさこ)様です。
日本の第108代天皇である、後水尾天皇の正妃(正妻)であった方です。
徳川氏はこの婚姻で朝廷と姻戚関係を初めてもったといわれています。
ドラマなどでもご覧になった方も多い徳川秀忠とお江ですが、その八女で、なかなか波乱万丈な人生を送った方でもあります。
そんな東福門院様の念持仏で、弘法大師、空海が作られた聖天様が鎮座されている霊験あらたかなお寺です。
延宝四年(1676)に後水尾天皇皇后の東福門院様の念持仏であった聖天様を賜り、安置する場所を求めて四国を巡っていた、摂津・勝尾寺(箕面市)の住僧、木食以空上人が五剣山の嶮しく神秘的な山容を拝し、「この山こそ天尊勧請相応の霊地」と強く感じ、さらに本堂横の岩窟が凡庸でないことにその意を深くして、翌年延宝五年(1677年)に本堂横の岩窟に歓喜天を祀ったそうです。
日本最古のお聖天さんとも言われる由縁である、とホームページに書いてありました。
八栗寺ではこの聖天様を50年に一度ご開帳していて、次回は2027年の予定だそうです。
香川県:八栗聖天さん/おやくりさん(八栗寺)
「叶わない願いがない」という霊験あらたかな聖天様(歓喜天)をお祀りしている八栗寺、俗称=八栗聖天さん...
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