前回は心の三毒の『瞋』の「妬み」についてのお話でしたが、今回は『痴』の「愚痴」についてのお話です。
貪:むさぼり・必要以上に求める心
瞋:怒り・憎しみ・妬みの心
痴:おろかさ・愚痴・無知
今回は『愚痴』という愚かな行為ををやめましょう、というお話です。
どんな時に『愚痴』がでるのか?
『愚痴』は、無知であること。自己弁護に走ったり、常識知らずで自己利益しか考えないようなことがゆえに、愚かであることを指すのです。
『愚痴』を言うと
言ってもしかたがない事を、言って、嘆くことが愚痴です。
ネガティブ感情の垂れ流しと言ってもいいでしょう。
愚痴を言うことはもちろんのこと、聞く方も感化されてきます。
そして、その愚痴は、本当にその方に言うべきでしょうか。
その愚痴を言っていたことが、誰かに広がってしまっても、大丈夫なお話なのでしょうか。
愚痴を言うと、気分が晴れる。誰かに話すことで、気分がスッキリする。
そんなこともあるかもしれませんが、聞かされるお相手は、あなたの愚痴を喜んで聞いてくれているのでしょうか?
愚痴を喜んで聞いてくれる人は、どちらかと言うと少ないと思われます。
あるいは、同じ愚痴を持ち合わせている方なら、同調して愚痴大会が始まるかもしれませんが、そんなネガテイブ同士の寄り合いがあなたの人生にプラスに働くことは決してありません。
愚痴が生まれるのは
多かれ少なかれ、人は人間関係に対してストレスや不平不満を抱くものです。100%毎日人間関係が良好などありえません。
体調が優れないときは、どうしても人は他人に優しくはなりづらいです。いつもより、辛く当たってしまうこともあるかもしれません。
もしかしたら、そんな理由であなたにそっけない対応だったり、不愉快な対応だったのかもしれません。
忙しい場合なども、他人に構う暇がなく、いつもよりそっけない対応になるかもしれません。
もしかしたら、そんな理由であなたにそっけない対応だったり、不愉快な対応だったのかもしれません。
又、直接あなたに関係なくとも、他の方と喧嘩していて、それを引きずった状態であなたと接しているとしたら、いつもより、優しい対応は望めないかもしれません。
もしかしたら、そんな理由であなたにそっけない対応だったり、不愉快な対応だったのかもしれません。
もちろ他にも多くの理由が考えられます。
いずれにしましても、そんなお相手との人間関係を毎日抱え込みもんもんとする毎日は、精神衛生上宜しくはない状況だといえます。
改善できる事なら、
愚痴など言ってないで、改善できる方法を模索すべきです。
他人のせい、社会のせいになどせず、他人任せにせず、解決する方法を模索し動きましょう。
愚痴など言っているより、よほどスッキリするはずです。
しかし、世の中、解決できない問題のほうが多いのかもしれません。だから、愚痴になるのかもしれません。
考え、模索し、動いても解決しない、改善できない事なら、
神様任せ。聖天様に頼りましょう。
前回同様、”人害消滅””悪縁切り”などが効果的です。
私達聖夫婦にも頼って下さい。
世の中には、不思議なことが沢山起こります。
聖天様を信仰しておられる方はよく分かっておられるはずです。
人にできないことを、聖天様はこんな方法で…と人には思いつかない方法で解決してくださります。
信じるものは救われるのです。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。