聖天様（歓喜天）に願い何もしないのは罪

聖天信仰の心得十二条には「お聖天様にひたすらおすがりして、一切をあげておまかせすることである。」と記されております。

皆様はどう解釈しますか？

自分は聖天様（歓喜天）に願うだけで、後のことは聖天様（歓喜天）に任せれば叶えて下さると理解し、何もしない人がいます。

これは罪ですね。

罪と言っても犯罪という意味ではなく、罪という言葉の意味には「正しく良くない行いをした結果として問題にされるもの」という意味も御座います。

つまり、聖天様（歓喜天）に願うは良いですが、自分は何もしないというのは正しく良くない行いだと言う意味であり、それでは結果として願い叶わぬという意味です。

わかりやすく例えると、いくら聖天様（歓喜天）に商売繁盛を願えど、自ら一生懸命に仕事しないと商売繁盛は叶いません。

先ずは自ら出来る限りの努力をすること大前提であり、その努力した結果として願い届かない所を、聖天様（歓喜天）が願い届くよう叶えて下さるのです。

恋愛成就、復縁成就でも同じです。

先ずは自分磨きなど出来る限りの努力をすること大前提であり、その努力した結果として願い届かぬ所を、聖天様（歓喜天）が願い届くようチャンスをくれたりして叶えて下さるのです。

最後に極論すれば、聖天様（歓喜天）に宝くじ高額当選を願えど、買わなければ当たりません（笑）

皆様は、聖天様（歓喜天）にどんな願いをしていますか？

皆様は、自分でどんな努力をしていますか？

聖天様（歓喜天）に願うこと、聖天様（歓喜天）に毎日朝夕お勤めすること、これ当たり前ですが、それと同時に自ら最大限の努力をすること忘れないで下さい。

仕事も信仰も祈願も、何もしないのは罪です。

聖天信仰の心得十二条には「お聖天様にひたすらおすがりして、一切をあげておまかせすることである。」とは、聖天様（歓喜天）に願えば自分は何もせずとも叶えて下さるという意味ではなく、先ずは自らの努力を大前提とし、聖天様（歓喜天）に願い後の結果はお任せするという意味です。

合掌
執筆者：聖パパ