今回は千手観音(せんじゅかんのん)のご紹介です。
千手観音(せんじゅかんのん)
「千手観音(せんじゅかんのん)」は「千手千眼(せんじゅせんげん)観世音菩薩」と言い、手の掌(たなこごろ=手のひらのこと)一つ一つに眼が描かれています。
さらに、額に縦の一眼があります。慈手が千本、慈眼が千眼ということですが略して千手観音と呼びます。千というのは数字の千ではなく無限大の数という意味です。
千手観音(せんじゅかんのん)は合掌ポーズをしているのですが、仏さまの姿をしている仏像のなかで合掌ポーズをしているのは千手観音だけです。ですから、古くなり、後ろの手が無くても、千手観音は見分けがつくのだそうです。
千手観音(せんじゅかんのん)お姿
一般的な千手観音像は十一面四十二臂が多いと言われています。
縁日
十七日
千手観音(せんじゅかんのん)御真言
・おん ばざら たらま きりく (そわか)
千手観音像で有名寺院
東寺 旧食堂像
福島・恵隆寺像(立像)(重文)
京都・清水寺本尊像(立像)
京都・清水寺奥之院本尊像(坐像)(重文)
京都・三十三間堂本尊像(坐像)(国宝)
京都・三十三間堂像(1,001体、立像)(重文)
京都・東寺旧食堂像(立像)(重文)
京都・広隆寺旧講堂像(立像)(国宝)
京都・法性寺像(立像) (国宝)
京都・峰定寺像(坐像)(重文)
大阪・葛井寺本尊像(坐像)(国宝)
奈良・唐招提寺金堂像(立像)(国宝)
奈良・興福寺旧食堂像(立像)(国宝)
三重・太江寺像(坐像)(重文)
和歌山・道成寺本尊像(立像)(国宝)
福岡・大悲王院像(立像)(重文)
出典:Wikipedia
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