量より質
聖天様(歓喜天)お札を自宅に迎え、毎日朝夕に読経されている聖天信仰者様は多いでしょう。
そこで本日は、聖天様(歓喜天)の意に適う読経の心得を、大枠で記したいと存じます。
読経されている聖天信仰者様の多くが、生駒山宝山寺や待乳山本龍院などで、聖天様(歓喜天)の経本を購入し、日々読経されていることと存じます。
お経には短いものから長いものまで、また御真言も最高1000回と、最初から全て読経するのは困難かと存じます。
しかし、どうしても聖天様(歓喜天)に願い叶えて欲しい、出来るだけ早く聖天様(歓喜天)に願い叶えて欲しい、という意識から少しでも多く唱えようとするでしょう。
するとどうなるか・・・
早口になります!(笑)
お経を聖天様(歓喜天)に気持ちよく聞いて頂くというよりも、とにかく沢山読経することに意識が走り、必死になるでしょう。
ところが、それが結果的に本末転倒となるのです。
もちろん、お経も御真言も数多い方が良いのですが、それはあくまでも質を得た上での話です。
つまり読経は量より質なのです。
例えば、聖天様(歓喜天)の御真言を早口で1000回唱えるより、ゆっくり心込めて聖天様(歓喜天)に気持ちよく100回聞いてもらう方が良いのです。
例えば、般若心経でも同じことです。
人間でも同じですが、誰かに頼み事をする時、早口で100回「お願いします!」という言葉は軽くなり、ゆっくり心込めて1回「お願いします!」と言う言葉の方が重くなります。
早口で般若心経を唱えるより、ゆっくり心込めて唱えた方が聖天様(歓喜天)の意に適うのです。
最初から無理して多く唱えようとせず、最初は少なくても良いので心込めて聖天様(歓喜天)に気持ちよく聞いてもらって下さい。
だからと言って甘えては駄目です。
ゆっくり心込めて聖天様(歓喜天)の御真言を7回唱えることが出来たら、次は21回、次は100回と、質を保った状態で量を増やして下さい。
ゆっくり心込めて聖天様(歓喜天)に般若心経を唱えたら、次は観音経(普門品)を唱えたり、あくまでも質を保った状態で量を増やして下さい。
これが聖天様(歓喜天)の意に適う読経の心得です。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。
普門品が唱えられる様になると、早口になってしまいます…。
気を付けてゆっくり、心を込めて!
最近、勉強にかこつけ、甘えているかもしれません。
気を引き締めて精進いたします。
気持ちよく唱えましょう!^^
合掌
聖パパ様、承知いたしました!^^
聖パパ様、ありがたいお話をありがとうございます。
自分の読経はどうなのか?と思い、携帯のボイスレコーダーに録音して聞いて見ました。……
早口になってました。
ゆっくり、丁寧を心がけます。(反省)
はい、そうされて下さい!^^
合掌