聖天様へ忌中や生理中に祈願する方法

両親の他界など忌中及び女性の生理中は、聖天様への参拝祈願はご遠慮するというのが、基本的な作法であります。

また、自宅に聖天様のお札を祀る人も、忌中や生理中は聖天様への拝礼祈願をご遠慮するというのが、基本的な作法であります。

しかし、寺院への参拝にしろ、自宅での拝礼にしろ、本来は毎日朝夕に祈願するというのが、聖天信仰の基本でもあります。

実際に、聖天様へ参拝祈願したいにも関わらず、聖天様へ拝礼祈願したいにも関わらず、忌中であるが故に、生理中であるが故に、我慢しているという人は多いと存じます。

聖天様を信仰する人の多くが、何らかの祈願をしていますし、一刻を急ぐ祈願であればあるほど、忌中や生理中を理由に、寺院で参拝祈願できないとか、自宅で拝礼祈願できないとか、辛いことに存じます。

実際に私ら聖夫婦が承る無料相談にも、「忌中ですが（生理中ですが）どうしても叶えて欲しい願いがあります。祈願したら駄目ですか？何か良い方法はありませんか？」という相談を受けます。

果たして、そんな方法があるのでしょうか。

あります。

忌中でも、生理中でも、聖天様の寺院へ参拝し祈願する方法、聖天様のお札に自宅で拝礼し祈願する方法は御座います。

これより、忌中でも、生理中でも、聖天様の寺院へ参拝し祈願する方法、聖天様のお札に自宅で拝礼し祈願する方法を、書き記します。

忌中や生理中に寺院へ参拝し祈願する方法

忌中や生理中に寺院へ参拝し祈願する方法を可能にするキーワードは「鳥居」です。

聖天様は仏教の神様ですから、寺院であっても鳥居が存在します。

そもそも鳥居とは、基本的に神様と人間の領域を区分する為に存在する物で御座います。

本来から言えば、忌中や生理中の参拝は御遠慮した方が良いと言えますが、それは参拝そのものを否定するのではなく、神様の領域、つまりは聖天様の領域に入らなければ、人間の領域である鳥居の外から拝むことに関しては、何ら問題は無いのです。

忌中や生理中に、自宅に祀る聖天様のお札に拝礼し祈願する方法を可能にするキーワードも、寺院への参拝祈願と同じ「鳥居」です。

聖天様のお札を自宅で祀る人の多くが、神棚を準備したり、御供物を準備したり、其れ相応のことしていると存じますが、そこへ鳥居を置かれている人は少ないように思います。

もし可能であれば、聖天様のご分身であるお札は、失礼の無いように神棚へ安置し、其れ相応の御供物をし、そこへ鳥居を置かれて下さい。

ご自宅でも、寺院と同じく鳥居を置き、聖天様と人間との領域を区分することで、忌中であっても生理中であっても、何ら気にすること無く、毎日朝夕の拝礼で祈願することが可能となります。

もし、寺院で鳥居の存在に気が付いていない人は、次に参拝した時にでも、確認してみて下さい。

多くの聖天様の寺院には鳥居が存在し、その鳥居の扁額には「歓喜天」という名前が御座います。

忌中や生理中であっても、参拝や拝礼し祈願する方法の決め手は、「鳥居」です。

合掌