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生きる為の選択肢

自殺
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8月に入りました。
学生の子供がいるご家庭は夏休みで大変かもしれません。

夏休み中にお話してください

夏休みが明ける、学校が始まる日やその前日、あるいは数日前。
自ら命を絶つ、そんな選択をする子供が毎年いるようです。

なぜ、その選択に至ってしまったのでしょうか。

それは、

もうそれしか選択肢がないとその子が思ったからです。

実際は他にも沢山選択肢があるのに、その子にとってはその選択肢の一択しかなかったからです。

子供をお持ちの方

是非夏休みが明けるまでに、子供と話す時間を持って頂きたいのです。

子供を失う前に。

とても元気そうに見える子供でも、そう振る舞っているだけ。ということも御座います。
親や兄弟に心配をかけたくない。
いじめられているなんて言いたくない。
悩んでいることを知られたくない。
親や先生に言うなと脅されている。

どんな理由があるのかは人それぞれですが、明るく相談できる子供はほとんどいません。

ですから、どんなに元気そうに見えても、うちの子に限ってと思われても、

世間一般の話として、軽く話すのではなく、

もしもあなたが「自死」を望むほど悩み苦しんでいるなら、

お母さんやお父さん、我が家としては、他にも沢山生きていく方法が、選択肢があるから、「自死」以外の選択肢を必ず見つけてあげる。
見つけてあげられる。

というように、具体的に話して安心させて頂きたいのです。

もしご子供が悩んでいて、それを打ち明けられずにいても、

『あぁ、我が家は、そういう考え方なんだ。なんだ、死ぬ以外にも選択肢があるんだ..』
と安心できるように、本気でお話して頂きたいのです。

実際に選択肢は沢山ある

学校が始まる日や、始まる前日、あるいはその数日前、ということは、やはり学校が始まるというのがキーポイントなわけです。

学校に行かなくていいという選択肢がある

そのままですが、学校に行かなくてもまずは大丈夫なんだという選択肢を与えてほしいのです。

そんな事して、受験が…就職が…
といろいろな心配事があるでしょうが、まずは、命あってのことです。

それで救われる命があるのです。

『あぁ、我が家は学校行かなくていいという選択肢もありなんだ。』そう子供が考えるだけで、

・「死ぬ」という一択だった選択肢に、
・「学校に行かない」という選択肢が一つ増える訳です。

「とりあえず学校に行かない」この選択肢を選んでいいんだ。
という事を、子供に教えてあげてほしいのです。

上記のようなものもあるのだと、将来を不安視する子供に話すことも、子供を安心させる材料の一つとなるでしょう。

そのような話をする際、しっかりと子供を見ながら話してあげて下さい。そして、その様子から、そのような心配など必要ないのか、あれ?ちょっと態度がおかしいぞと思うのか、子供の表情や態度を見逃さないでほしいのです。

いじめられた経験談なども話すと、子供は自分だけじゃないんだ。と安心するかもしれません。(もちろんそのような経験がない場合も身近な人の具体例として話してもいいでしょう。)

いじめは、見えない所で、陰湿に行われている場合が多いです。
ターゲットを決めて、一人の子をクラス皆でいじめる、無視する、などありきたりな話ですが、本当に実際にある話だったりします。

いじめばかりが自死の理由ではありませんが、いじめや人間関係がその理由となることは多いです。
1日の大半を学校で過ごす子供にとっては、学生生活をおくるほんの一時、数年という時間がとてつもなく長く、終わりの見えない恐怖だったりします。

死を選ばなければならないほど、その学生生活が苦痛であるなら、他の選択肢もあることを知ることで、生きるという選択肢を与えてあげてほしいのです。

是非、これを見たら、真面目にお話を切り出して見て下さい。
今年もコロナで夏休みが短いという学校も多いようです。

もちろん、これは、それほど悩んでいるそんな子供に対してです。
誰も彼も学校に行かなくていい。そんな馬鹿げたお話ではありません。
学校は素晴らしい場所です。学校でないと学べないそんな事もあるでしょう。
しかし、それも命あってのこと。だということです。

人間関係以外でも、子供が自死を考えることはあるのです

実際こんなお話を聞いたことが御座います。
遊びすぎて夏休みの宿題をしなかった子供が、飛び降り自殺を図ろうとしたというのです。
マンションで、靴を揃え、手すりに手をかけた時、そのご両親がたまたまいつもより早く会社に出かけようと出たら、その状況に出くわしたというのです。
きちんと時間通りに行ってきますと出た子供が、実は、学校に行けず、思い悩み、もうその選択しかないと、手をかけた時…だったそうです。
子供はとても純粋です。
まさかそんな理由でという理由でということもあるのです。
『魔が差す。』
そのような事もあるのです。

人生の中で命を取られるほどの事はない

普段から、是非しっかりとお話をしてほしいのです。

例えば、
・宿題をしなかった
・先生に怒られた
・テストの点数が悪かった
・誰かが大切にしている物を壊してしまった
・クラブでレギュラー落ちした

などなど
人生、生きているといろんな挫折、失敗することなど、たくさん起こります。
でも、その失敗や挫折で、命まで取られたりするようなことがはたして、あるのでしょうか?

答えは明確です。命を取られるようなことは起こりません。

もちろん殺人を犯してしまったりという、人の道を踏み外した場合は、これに当てはまらない場合も出てきますが。
普通の生活をおくる上では起こりません。

失敗は必ずあなたが努力すれば、挽回できるのです。
「自死」という選択肢は、これから先のあなたの人生に全く必要のない言葉なのです。

必ず「自死」以外の選択肢があるから、必ずあるから、一人で見つけられない時は、相談してね。

そんなお話しを是非してあげて下さい。

学生以外の社会人でも

学生以外の社会人でも、人間関係で悩んでいる人は多いです。
転職を考える1つの理由として、人間関係があります。
転職を考えるほど、その職場が嫌でしょうがなくて、もう我慢できない。
そんな方が多いのです。

これも、せっかく入った会社です。
このご時世なかなか次の転職先が…という考え方もございますが、ストレスで体を壊すくらいなら、死んでしまいたいと思うくらいなら、他の選択肢を探してみて下さい。

死ぬほどの悩みなら

年齢によらず、もしもそれほど辛いのなら、選択肢はまだまだあるのだと言うことを考えて見て下さい。
人生は一度キリ。
いずれにしても、生きるという選択肢を選んで頂きたいのです。

又、それほど悩んでおられるなら、聖天様に頼るべきです。
聖天様は必ずあなたに手を差し伸べて下さります。
どうか、その手を信じて、掴んで下さい。
私達、聖夫婦にもご相談下さい。

合掌

人間の心得

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