聖天様(歓喜天)と言えば怖いとか、聖天様(歓喜天)への信仰を間違えたら災いがあるとか、聖天様(歓喜天)への信仰を途中で止めたら祟りがあるとか、聖天様(歓喜天)はネット上でも沢山の言われ方をされており、本当にお気の毒です。
また、無料相談で皆様方の御相談を受ける中で感じることでもあります。
聖天様(歓喜天)は神様ですから、慎み敬うということは大切ですが、決して恐れる必要は御座いません。
しかしながら、聖天様(歓喜天)を、何処か恐れている感がある御相談が多いので少し記事にしてみます。
聖天(大聖歓喜天)様は怖い?
最初に言っておきますが、聖天様(歓喜天)は凄く怖いですよ!(笑)
というのも聖天様(歓喜天)の怖さとは愛情ある怖さです。
人間に例えた方が理解して頂きやすいかと思いますが、同じ怖いでも、凶暴な他人と、父親とでは、同じ怖いにしても怖さが違いますよね。
聖天様(歓喜天)は父親のような怖さがある神様です。
父親は子供を正しく導く為に、時に厳しくなります。
聖天様(歓喜天)も同じです。
聖天様(歓喜天)は正しく人間を導く為に、時に厳しくなります。
逆に言えば、これぞ優しさだとも言えます。
あなたは父親に恐れ怯えますか?
聖天様(歓喜天)を恐れ怯える必要は全く御座いません。
聖天様(歓喜天)には父親のように、助けて欲しい時は縋り、悪いことをしたら詫びれば良いのです。
いずれにしても父親が子供を守るように、聖天様(歓喜天)は人間を護って下さいます。
聖天(大聖歓喜天)様と災い&祟り
次に聖天様(歓喜天)と災い、聖天様(歓喜天)と祟りについて記します。
先と同じく一部のネット上では「聖天様(歓喜天)に間違った信仰をしたら災いが起こる」とか、「聖天様(歓喜天)の信仰を途中で止めたら祟られる」とか、聖天様(歓喜天)には本当にお気の毒だなと思える誤報があります。
一部の人間は、何か悪しきことがあるごとに「あの時に間違えたからだ」「聖天信仰を途中で止めたからだ」など、聖天様(歓喜天)に責任転嫁します。
聖天様(歓喜天)からすれば、全く迷惑な話です。
人間は行きている限り災いは起こります。
ただ、その災いを事前に助けてくれるか、結果的に助けてくれるのが聖天様(歓喜天)です。
仮に間違った聖天様(歓喜天)の意に沿わない聖天信仰をされていて災いが起こったとしても、それは聖天様(歓喜天)が災いをもたらせたのではなく、救ってもらえなかっただけの話です。
仮に聖天信仰を途中で止めて祟りのような災いが起こったとしても、それは聖天様(歓喜天)が祟ったのではなく、起こるべくして起こった災いにて、それを聖天信仰を止めたせいで、聖天様(歓喜天)が救って下さらなかっただけであり、決して聖天様(歓喜天)の祟りなどでは御座いません。
そもそも我の災いを祟りだとか聖天様(歓喜天)に責任転嫁すること自体が不徳の致すところであり、如何なる災いが起ころうとも聖天様(歓喜天)は振り向いて下さいません。
聖天様(歓喜天)は誰もが信仰できる神様では御座いません。
聖天様(歓喜天)から「信仰せよ」と御縁を授かってはじめて出来る信仰です。
最後に一言で締めるとするならば、聖天様(歓喜天)は人間に対し災いを起こしたり祟ったりなど致しません。
しかし、途中で聖天信仰を止めたり、災いを聖天様(歓喜天)に責任転嫁するような人間に対し聖天様(歓喜天)は二度と振り向かず救ってくれないこと知るべしです。
PS:聖天様(歓喜天)と同じく責任転嫁されているのが荼枳尼天様ですが、荼枳尼天様についても聖天様(歓喜天)と同じだとご理解ご認識下さい。
合掌
執筆者:聖パパ
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