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聖天様に御供する一番水の解釈

水道水
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聖天様の御札を自宅にお祀りする方は、毎朝に一番水を御供されていることに存じます。

今回は、聖天様に御供する「一番水の解釈」について書き記したいと思います。

 

毎年新年一番の水を初水と言いますが、毎朝一番の水も初水と言います。

昔から「家から出る初水こそが一番水である」という解釈が御座います。

しかし、この解釈に従えば、起床してからトイレの水も使わず、起床してから洗顔の水も使わず、とにもかくにも、聖天様へのお水を一番に準備することになります。

 

この毎朝の初水こそが、毎朝の一番水であること、間違いないのですが、この作法に従えば、身体や生活に支障がでる場合も考えられます。

 

例えばですが、皆様は朝に目覚めてから、一番最初に何をしますか?

例えばですが、「朝に目覚めたら、とにもかくにも、先ずはトイレに行きたい!」という人はいませんか?

しかし、先の解釈に従えば、トイレに行きたくとも、聖天様への一番水を汲むまでは、トイレに行けなくなります。

だって、トイレに行って、お水を流せないのですから。
※お水を流さないという選択肢は論外です(笑)

これ体調に支障が出ますよね。

更に言えば、洗顔するなど、身を清めることも、出来なくなります。

なぜなら、洗顔するということは、お水を使うということですから。

これまさに、身体や生活に対し、支障が出ますよね。

 

さて、ここからが本題です。

聖天様へ毎朝に御供する一番水ですが、どのタイミングで汲めば良いのでしょうか。

これより、2つの提案を致しますので、それぞれの生活環境に応じて行って下さい。

 

起床後の初水を一番水とする

 

毎朝に起床してから、トイレにも行かないなど、特に何ら支障がない人で、家から出る一番最初の初水を重んじたいと感じる人は、聖天様へ御供する一番水として、何か聖天様専用の容器に、お水を汲んで下さい。

ただし、ここで行うのは、あくまでも一番水を汲むだけです。

そのまま身を清めることなく、聖天様に御供しては駄目です。

また、トイレには行かないが、やはり身を清めてからじゃないと、どこか気になると感じる人は、次の作法で行って下さい。

 

身を清めた後を一番水とする

 

聖天様へ御供するには、先ず身を清めることを重んじる。

毎朝に起床したら、先ずは直ぐにでもトイレに行きたい。

そんな人は、身体の為にも、先ずトイレに行って下さい。

トイレに行ったら手を洗うこと必須ですが、手を洗う以上は洗顔も済ませるなど、先ずは身を清めて下さい。

トイレに使用するお水や、手洗いや洗顔など身を清める為に使用するお水は別とし、その後のお水を聖天様へ御供する一番水と解釈し、お水を汲み御供して下さい。

 

大切なのは気持ち

 

起床して直ぐにお水を汲むも良し。(但し御供するのは身を清めてから)

起床してからトイレや洗顔を済ませ、身を清めてからお水を汲むも良し。

皆様の生活環境に応じた作法で、聖天様へ毎朝一番水を、御供して下されば良いです。

最後に申しますが「聖天様には朝一番の綺麗なお水を御供したい!」この気持こそが最も大切なことであり、この気持に聖天様も喜んで下さります。

合掌

作法と心得

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