聖天様を信仰する聖天信仰者様の多くが、聖天様の御札を授かり、ご自宅の神棚にお祀りされていることと存じます。
これまで、聖天様の御札を迎えた時に行うお供え物に関し、必要最低限の略式でアナウンスしておりましたが、今回は聖天様の神棚にお供えする最も基本的な「五供」について少し話したいと思います。
同じ仏教でも宗派によって若干作法が異なるかとは存じますが、基本的に仏様や御先祖様には五供という五つのお供え物をします。
一、お香
一、お花
一、灯明
一、お水
一、飲食
いかがですか?
皆さんは、この五供を聖天様にお供えしていますか?
お香は上質で高貴な香りの良いもの。
お花は色花が良く棘花や毒花は駄目。
お水は毎朝の一番水。
飲食とは基本的に米のことであり毎朝お供えする。
ご飯に関しては、炊きたて一番のご飯か洗米です。
朝の炊きたてご飯があれば炊きたて一番のご飯を供え、炊きたてご飯が無い場合は洗米をお供えします。
これ毎朝です。
よく神道の作法で榊や塩を供える人もいますが、聖天様は色花を好みますし、お塩は無くても良いです。
聖天様の御札を祀る場合は「お線香・お花・蝋燭・お水・ご飯」の五供を毎日供えるようにして下さい。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。