聖天信仰の第12条には次のように記されています。
※世間では「聖天様は怖い神様」だとか、「子孫の七代までの福を一代にとる」とか色々に言いふらされているが、何の根拠もない、迷信的な伝説ゆえ少しも気にしない方がよい。
これは事実なのでしょうか。
この聖天様(歓喜天)は「怖い神様」だとか、「子孫の七代までの福を一代にとる」など一部で言われているのは事実ですが、それは責任転嫁であり被害妄想です(笑)
先ず、聖天様は決して怖い神様では御座いませんので、詳しくは次の記事を一読下さい。
次に「子孫の七代までの福を一代にとる」について今回は記したいと思います。
被害妄想の根拠
この聖天様(歓喜天)を信仰すると「子孫の七代までの福を一代にとる」という噂が、一部の人間の被害妄想ということは先に記した通りです。
では、その訳の分からない被害妄想は何処から来たのか、その被害妄想の根拠について説明したいと思います。
この「子孫の七代までの福を一代にとる」を簡単に言えば、聖天様(歓喜天)に祈願し叶うも、それは自分の子孫の七代までの福を全て奪って得たご利益にて、後の子孫は七代まで福はないという意味です。
全く馬鹿げています(笑)
そもそもって聖天様(歓喜天)は、子孫の福を奪い与えるなど致しません。
聖天様(歓喜天)は聖天様(歓喜天)自らの福を分け与えて下さるのです。
それを不徳な人間は自分勝手に被害妄想します。
もちろん聖天様(歓喜天)を信仰した者が立身出世するも、二代目や三代目など全ての財産を失い路頭に迷うことは御座います。
しかしそれは自業自得であり聖天様(歓喜天)に何ら関係のないことで御座います。
初代が成功したのは聖天信仰して聖天様(歓喜天)ご利益を授かったからで御座います。
その聖天信仰を二代目が引き継がなければ聖天様(歓喜天)ご利益も授からなくなります。
よって、福を失うことになるというだけです。
逆に、二代目や三代目など代々に渡って、聖天信仰を続けておられる所では、聖天様(歓喜天)ご利益を授かり続け、代々成功を遂げられています。
つまり、二代目以降に失敗する理由は、聖天様(歓喜天)が七代末までの福を初代に与えたからではなく、二代目以降に聖天信仰しなくなった為に、引き続き聖天様(歓喜天)ご利益を授かれなくなっただけです。
誰かの代で聖天様(歓喜天)に聖天信仰すれば、後の子孫が聖天信仰しなくとも、代々に渡りご利益を授かれると思う方が非常識であります。
聖天様(歓喜天)は全く怖く御座いません。
聖天様(歓喜天)は子孫七代までの福を一代にとったり致しません。
聖天様(歓喜天)は誰かの福をとり与えるのではなく、自らの福を分け与えて下さるのです。
そして二代目以降に福がなくなるのは一代で使い果たしたのではなく、聖天信仰し授かっていたご利益を、聖天信仰しなくなり授かれなくなっただけです。
これを世間一般的に責任転嫁とか意味不明な被害妄想と言います(笑)
合掌
執筆者:聖パパ
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