丑の刻参り…昔々のお話かと思いきや、今の時代でも有るんですね…
丑の刻参りで有名なのは貴船神社奥宮
「宇治の橋姫」が貴船神社にて呪いを行ったのが丑の刻参りの起源では?とされています。
実際は「鬼にして欲しい」とお願いし、愛しい人とその縁者をあやめていくお話のようですが…
貴船神社の呪いは『平家物語』の中にも登場する有名な話で、『鉄輪』という演目で知られています。
ところで..貴船神社といえば、縁結びで有名な神社ですが…
貴船明神が貴船山に御降臨になったのが、 丑の年 丑の月 丑の日 丑の刻…なのだとか。
この年のこの月この日この時刻に貴船神社に参詣すると願いが叶うという古くからの言い伝えがあります。
もともと、霊験あらたかな神社で、更にこのような言い伝えが加わり、丑の刻参りの名所となったと考えられているらしいのですが..。
その”願いが叶う”という事が、にくい相手を呪うという願いでも叶った!という噂から、丑の刻参りを行う人が増えたとされています。
時代錯誤も甚だしい…丑の刻参りをする人がまだいるとのこと…。迷惑な話です。
他にも、「丑の刻参り」で有名なのは京都の地主神社・・・こちらも”縁結び”で有名なのですが…。
丑の刻参りとは
服装
白装束
一本歯か長下駄
頭には鉄環か五徳に3本のロウソク
首元に、魔除けの鏡
口元に、柘植の櫛
肌に白粉を塗る
お歯黒にする
口紅を塗る
用意するもの
藁人形
五寸釘
金槌
一反木綿(11mの木綿の布)
呪いたい相手の爪や髪の毛
写真
丑の刻参りのやり方
丑の刻参りを行う時間帯は草木も眠る丑三つ時(午前2時から2時30分)に、境内に付くよう上記の服装で、柘植の櫛の歯の方を口にくわえたまま目的の神社まで行き、境内に着いたら下駄を脱ぎ、一反木綿(11mの木綿の布)を腰紐につけ、布が下に付かないスピードで目指す御神木まで走り、呪いたい相手の事を思いながら、神社のご神木に藁人形に写真を押し付けるように置いて、その上から五寸釘を打ち付けます。
この行為を7日間連続で、丑の刻参りを行っている姿を誰にも見られず続ける必要があります。
想像してみて下さい…
深夜、その衣装で誰にも見られず神社に行くこと事態無理があるし..なれない高下駄で山道を登り、更に境内に着いたら一反木綿(11mの木綿の布)が下に付かないスピードで走る…真っ暗闇の境内を人に見られず、御神木まで?そこで、罵詈雑言を言いながら五寸釘を打ち付ける行為を7日…凄いです…。
丑の刻まいりの効果
最悪…呪ったお相手が亡くなることも…という噂もあります。
しかし、元々は自分が鬼になるという儀式と言われています。
藁人形の呪い返し
7日間連続で、丑の刻参りを行っている姿を誰にも見られず続ける必要があるのですが、他の人に見られてしまった場合…。
”丑の刻参りをしていた人”にその呪いが跳ね返ってくると言われています。
これがいわゆる”藁人形の呪い返し”です。
万一見られてしまった場合は、見た人をあやめることで回避できるとされています。
こうなると、本気で来るでしょうから、遊び半分で丑の刻参りをしている人を見学に行くのは絶対ヤメてくださいね!
丑の刻参りの呪いの効果が出た場合は犯罪となるのか
神社の境内は自由に出入りできる所が多いとは思いますが…。
営業時間外の深夜、本来の目的以外の理由で境内に入るわけですから、通報されれば「不法侵入」となります。
しかも、境内の御神木に五寸釘を打ちつける行為はこちらも通報されれば「器物破損」になります。
丑の刻参りについて思うこと
丑の刻参りは..はっきり言ってナンセンス!リスクありすぎ!
もっとポジティブに生きましょう!
呪いたいほど…憎い程…好きなのであれば、
聖天様(歓喜天)に正しい心で「復縁」させて下さいと一心に願うべきです。
自分だけの力で足りなければ、聖夫婦に相談して下さい!
私を捨てたあの人が憎い…って思うなら、呪ってやるではなく、「聖天様(歓喜天)に復縁を願う」のです。
きっと大好きだったから、好きすぎて「呪う」という感情になるんだと思いますが、聖天様(歓喜天)は、あなたが望めば「復縁」を叶えて下さいます。
どんなに冬が長くても春のこない冬は無いのです。
長い人生、ほんの少し寄り道をしているだけです。
霊験あらたかな聖天様(歓喜天)に一心に願って見て下さい…「丑の刻参り」なんてバカバカしいときっと思えるはずです。
合掌
執筆者:聖ママ
皆様からのコメントお待ちしております。
近くに居るのにコメントするなんて変な感じですが失礼します(笑)
私の父は丑の刻参りしている女性と遭遇したことがあったそうです。
その女性は「最後の日だったのに・・・」と崩れ落ちるように泣き崩れたそうです。
合掌
も~直接話しかけてよねww
その女性がどうなったのか..心配です。
人を呪えば必ず自分自身もタダではすみません。
そこまで追い詰められたのかと思うと、可愛そうです。
相談する相手がいなかったのでしょうね。
読者様方には私達”聖夫婦”がいることを思い出してもらえれば幸いです。
案外人に話すだけでも楽になったりするものですよね…
by聖ママ
聖ママ様
いつもお世話になっております。
記事の内容が内容だった為、迷いつつ匿名でのコメントお許しください。
丑の刻参りだはないですが、私も相手を呪いたいの思っていた時期があります。
怪しげな呪い代行サイトやら黒魔術、そういったおまじないを調べまくっていた時期、復縁の為に、実際に黒魔術的な復縁のおまじないを行なったことも、、
復縁叶わず、悲しみが増幅し叶わないならもう消えてしまいたい、相手を呪いたいと思っていたどん底の時に聖天様から御縁いただきました。
いまでも時々憎いという思いが出てしまう事もありますが、今は聖天様に願い叶えていただく為、日々願っています。
まだ願い叶った訳ではありませんが、聖天様に出逢い御縁いただけた事、聖夫婦様に出逢い御縁いただけた事、本当に良かったと思っています。
匿名でもコメントいただけてありがとうございます。
現世を生きると言うことは毎日が修行です。
妬み、恨み…人間世界にはつきものです。
好きで好きでたまらなく好きでも…なかなか願い届かない場合も多々あります。
しかし、その方と出会ったのは必然。
出会うべくして出会っています。
そして、辛い状況にあるのも試練の時です。
聖天様にお縋りし、一心に願えば…運命はいい方向へと向かいます。
又何か辛い状況になった時はいつでも聖夫婦を思い出し、ご相談下さい。
辛い思いを話すだけでも心が軽くなる場合もあります。
by聖ママ