運命は自らが創り常に変化している

聖夫婦ブログ

この世には何もせず運命を待つ人がいます。しかしそれは何もしないことで創られた運命を待っているだけなのです。何かをすれば違う運命が訪れます。

例えば「棚からぼた餅」という言葉が御座いますが、これは「何ら労せずとも良い結果を得る」という意味です。そこで何かを願うも何もせず「棚からぼた餅」を夢見ても、棚からぼた餅は落ちてきません。

皆様には沢山の未来を創る選択肢があります。例えば今日の皆様の意識や行動が明日の明後日の来週の来月の来年の皆様の未来を創るという結果になります。

仮に今朝の起床が６時だったのか７時だったのか、これによっても運命は変わりますし、今朝に出かけた時間が８時なのか８時１分なのかによっても運命は変わります。また、赤い洋服を着て出かけるのか、青い洋服を着て出かけるのかによっても運命は変わります。

更に特化した例を書きます。

例えば商売繁盛や立身出世など仕事関係の願い事があるとします。そして今日の仕事として１から１０まで全ての仕事を終え帰宅するのか、１から９までの仕事を終え残りの１を明日に残すのか、これによっても明日の運命が変わり、それが明後日の運命を変え、それが来週の来月の来年の運命を変えます。

例えば恋愛成就や復縁成就や結婚成就など男女関係の願い事があるとします。今日その相手に電話するのか否か、今日その相手に逢うのか否か、デートに何色の洋服を着ていくのか、靴は、髪型は、何時に家を出るのか否か、喧嘩するのか否か、これら全てが未来の運命を変えます。

運命は寝て待つものにあらず、自ら創るものです。そして皆様が描く意識が行動となり結果となりますので、不安や絶望を意識すれば其れ相応の行動となり其れ相応の結果とした運命が訪れますし、安心や希望を意識すれば其れ相応の行動となり其れ相応の結果とした運命が訪れます。

聖天様に叶えて欲しい願いがある。聖天様に参拝し祈願している。聖天様の御札を自宅に祀り毎日朝夕に祈願している。聖天様へ毎日に御祈祷している。これらにより聖天様は願い叶えてやろうとするご利益を授けて下さいます。ところが聖天様が願い叶えてやろうとし運命が好転しても、本人が不安や絶望し願い叶わぬ未来を創れば暗転します。これなかなか願い叶わぬ理由の一つです。

聖天信仰の心得十二条にも「ご利益を少しも疑わず」という条文が御座います。聖天様のご利益を少しも疑うことなければ不安が生じることも絶望することも御座いません。するとそこに安心と希望が生まれます。結果、聖天様のご利益と自らの安心と希望による意識と行動により願い叶う未来が訪れるのです。

人間は意識から行動が生まれます。そして行動から結果が生まれます。今あなたの意識が行動となり結果となります。運命は常に動いています。運命の選択肢は毎日の生活の中で沢山あります。どの道へ進むのか、何を選択するのか、何を意識し行動するのか、これ凄く大切なことです。

聖天信仰の心得十二条には「その達成に努力精進することは言うまでもないが」という条文も御座います。つまり聖天様に願い、聖天様に叶えて欲しいなら、自らも願い叶うよう普段から意識し、願い叶う行動すること、もはや言うまでもないのです。

運命は常に変化すると心得て、普段から自分自身で願い叶う未来を創る努力を惜しまず、努力精進することで運命は願い叶う方向へと向かいます。そして最後の最後、人間の努力精進だけでは届かないところで、聖天様が叶えて下さるのです。

聖天様に運命の好転を願うも、肝心要の本人が運命を暗転させたら本末転倒です。今からでも遅くはないです。皆様が願う希望に満ち溢れた輝く未来を創り出す為に、聖天様へ願うことは言うまでもなく、自らの意識と行動に注意しながら、常に変る運命を暗転させることなく好転させて下さい。

皆様の願いが聖天様へ届き、願い叶いますこと心より祈念しております。

合掌