負の壁
聖天様（歓喜天）から御縁を授かり聖天様（歓喜天）に願うも、願い叶わぬ人は「未だその時期でないのか、誤った願い方をしていたか」ということが、聖天信仰の心得十二条に書かれています。
この他にも願い叶わぬ理由として、聖天様（歓喜天）からご利益を授かっているにも関わらず、自ら負の壁を作り聖天様（歓喜天）ご利益に気付かない人が居ます。
つまり、聖天様（歓喜天）ご利益を受け入れることをせず自らブロックしているのです。
そんな、聖天様（歓喜天）ご利益を負の壁でブロックしているのがネガティブ意識です。
これまでも書いてきましたが、聖天様（歓喜天）ご利益は小さなご利益の積み重ねによる成就が多いです。
一気に大きなご利益を授かり願い叶う場合もありますが、多くの場合は小さなご利益を授かり、そのご利益に対し報謝御礼することで次のご利益を授かります。
この小さなご利益の積み重ねが、やがて大きなご利益となり願い叶うのです。
しかし、ネガティブ意識は負の壁を作ってしまい、せっかく授かった小さなご利益に気付きません。
つまり、小さなご利益に気付かないので、願い叶う大きなご利益を授かるまで辿り着かないのです。
聖天信仰の心得十二条に「ひたすらおすがり」と書かれています通り、聖天様（歓喜天）ご利益を少しも疑わず信じることで、負の壁を作らず聖天様（歓喜天）ご利益に気付くことが出来るのです。
昨日も今日も、聖天様（歓喜天）からご利益を授かっているかもしれません。
せっかく聖天様（歓喜天）が授けて下さったご利益を、不安などネガティブ意識から生まれる負の壁でブロックせず、常に聖天様（歓喜天）ご利益を信じ、ポジティブに有り難く受け入れて下さい。
聖天様（歓喜天）に願い、聖天様（歓喜天）ご利益を少しも疑わず信じることです。
信じる者は救われる！という言葉の意味には、このような意味も含まれております。
合掌
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