人間良いことがあると調子に乗ってしまう方もおられます。
又悪いことがあると、この世の不幸を全て背負ったようになる方もおられます。
「禍福は糾える縄の如し」
聖天様に願いを一生懸命届け、そうして、ようやくあなたの願いが叶ったとします。
その幸せは、聖天様が授けて下さったご利益です。
聖天様に感謝し、素直にその御利益を受け取りましょう。
ところが、せっかくの「幸せ」を素直に喜べない方がおられます。
「幸福と不幸は交互にやってくるものだ」という意味の故事成語です。。
もちろん、人生は山あり谷ありです。
良いことばかりは続かないといいます。
しかし、せっかくのご利益です。
良いことが起こった、ご利益を授かった時は、
まずは聖天様に御礼をする。
そして、聖天様への感謝の気持も忘れない。
日々の感謝、お勤めも今まで以上にする。
そして、そんな時こそ浮かれず、調子に乗らない。
周りにも幸せのおすそ分けで、何か人を笑顔に出来るような善業を行う。
良いことがあった時に、「こんなに良いことがあったのだから、次は悪いことが起きる」と考える人がいます。
まさに禍福は糾える縄の如しなのですが、
良いことが起こった時は素直に喜びましょう。
良いことが起こったのだから、次は悪いことが起こる!という考えは捨てましょう。
良いことが起こったら悪いことが起こる!などと誰が決めたのでしょう。
良いことが起こったら悪いことが起こる!というのは固定概念です。
恐ろしいことに、人は考えるようになっていくものです。
ネガテイブ思考はあなたに悪いこと、不幸を引き寄せます。
そのネガテイブ思想はあなたには必要ないものです。
そうではなく、気を引き締めて、浮かれすぎないようにと戒めているだけです。
あなたは幸せになれる人です。
この世で聖天様に御縁を授かった方なのです。
聖天様からのご利益をありがたくいただきましょう。
悪いことが起こる方は
良いこと、ご利益を授かったのに、それは、すべて自分の力だと思ってしまう方。
そう、感謝が足りない方。
これは、悪いことが起こるのではなく、聖天様に見放されてしまうので、護られなくなったので、悪いことが起こるというケース。
御礼をしない方。
これも、悪いことが起こるのではなく、聖天様に見放されてしまうので、護られなくなったので、悪いことが起こるというケース。
やはりご利益を授かったなら、何はさとおき、御礼です。
御礼はお願いをした以上のことで御礼されるといいです。
ご自宅でお願いをされたなら、ご自宅御礼をされるか、更に上のお作法で、参拝されて御礼されるか、更に上のお作法で、御礼の御祈祷で御礼をする。
参拝されてお願いされたのなら、参拝して御礼されるか、更に上のお作法で、御礼の御祈祷で御礼をする。
御祈祷でお願いされたのなら、御礼の御祈祷で御礼をされるか、更に上のお作法で、御礼の御祈祷の回数を増やして御礼する。
というようにされるといいでしょう。
悪いことが起こる方は、起こるべくして起こるのです。
浮かれすぎて、聖天様に見放されないように、御縁を切られる様な行いをしないように、注意して下さい。
そして、自分の願いが叶ったなら、今度は「周りの幸せ」、自分の身近な誰か(家族、恋人、友人、お世話になった人など)が、幸せになるようにと願う様な方は、ますます聖天様に護られ、悪いことは起こりません。
そして、人助けになるような、徳を積むことで、ますます聖天様に護られ、悪いことは起こりません。
その様にすることで、きっと、あなたにも幸せの連鎖が起こります。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。