生駒聖天宝山寺での神秘体験を紹介します。
あれは私ら聖夫婦が生きるか否かの瀬戸際だった頃に、聖天様(歓喜天)から生駒聖天宝山寺で御縁を授かり、約3ヶ月間ほど毎夜毎夜、雨の日も、風の日も、雪の日も、1日も欠かすこと無く、片道1時間ほどの高速道路を車で走り、聖天様(歓喜天)に縋りに生駒聖天宝山寺へ参拝しておりました。
そんなある日のことです。
生駒聖天宝山寺は平日の夜中でも熱心な聖天信仰者様が参拝に来られております。
その日は拝殿に上がると、1人の女性が聖天様(歓喜天)に拝んでおられました。
そこへ私ら聖夫婦も参加し、拝殿には私ら聖夫婦と、先に来ていた女性と3人でした。
拝殿内は静かですが、その女性は私の数珠の音など、少しでも音がすると直ぐに振り返るような、音に敏感な女性でした。
私は真っ直ぐ前を見ながら一心不乱に聖天様(歓喜天)へ祈願をしておりました。
すると・・・
拝殿の奥にある階段から阿闍梨様が降りてこられたのです。
その時に私は「拝殿に2階があったんだ」と思いました。
そして「こんな夜遅くに阿闍梨様は2階で寝泊まりしているのか?」との疑問も抱きました。
階段から降りてこられた阿闍梨様は、一瞬だけ立ち止まり私の方を首を動かし見られ、眼と眼が合う形となりました。
そして阿闍梨様は拝殿の中央付近を歩き、横の襖を開け外の渡り廊下を、私の方へ向いて歩いてこられました。
なぜ外に出た阿闍梨様の歩く方向がわかったかと言いますと、明らかな足音です。
そして拝殿の横に来て足音が止まりましたので「入ってくる?」と思いきや、そのまま入って来られず、足音も止んだままでした。
少し気になりましたが、私は引き続き真っ直ぐ前を見て、聖天様(歓喜天)に、祈願をしておりました。
すると暫くしてまた、足音が元に戻っていきます。
私は「あれ?」と思いましたが、そのまま先程の襖を開けて入ってこられ、今度は私に振り返ることもなく、また同じ階段を登って行かれました。
一通りの祈願を終え、拝殿から出た時に、聖ママと阿闍梨様の話しになりました。
そして・・・「あれは天界の阿闍梨様だ」と気付いたのです。
理由その1
先に来ていた音に敏感な女性は、阿闍梨様の足音などに、何ら一切の反応を示しませんでした。
理由その2
聖ママも阿闍梨様を見たようですが、私の見た阿闍梨様とは全く別人の阿闍梨様だったようです。
理由その3
阿闍梨様が通った場所に人が通るに不可能な場所があります。
理由その4
そもそも拝殿の奥には、私が見た階段など存在しないのです。
私ら聖夫婦の切なる願いが天界に届き、阿闍梨様が見に来て下さったのです。
それから暫くして、私ら聖夫婦は一旦救われ、今もこうして生きております。
全ては聖天様(歓喜天)の、お陰で御座います。
私らは聖天様(歓喜天)に、生かされし人間なのです。
聖天様(歓喜天)には、正しく歓喜であり、正しく感謝で御座います。
皆様にも聖天様(歓喜天)の御加護が御座いますように。
合掌
執筆者:聖パパ
皆様からのコメントお待ちしております。