ご自宅で聖天様(歓喜天)のお札をお祀りされている方は、上のイメージ画像のように「雲」という文字を天井に貼っていますか?
神棚は、このように「雲」という文字を貼った方が良い場合が御座います。
これは、氏神様など神社で授かるお札を神棚に祀る場合に多くされていることですが、聖天様(歓喜天)のお札の上にも「雲」という文字を貼った方が良い場合が御座います。
皆様の場合に「雲」という文字を貼る必要があるのか否か、これより確認してみて下さい。
意味
聖天様(歓喜天)の上には誰も居ません。
これは「ここは雲です」「ここは空です」「ここは天です」という意味です。
よって、上に誰も人間が居ない場合は貼らなくても大丈夫です。
判断基準
聖天様(歓喜天)のお札の上に「雲」という文字を貼るか否かを簡単に言えば、聖天様(歓喜天)をお祀りするお札の上に人間がいるか否かです。
例えば、マンションなど集合住宅の最上階であれば良いですが、それ以外の場合は上に誰か人間が居ますよね。
また、2階建ての一軒家でも、1階の部屋に聖天様(歓喜天)のお札をお祀りする場合は、2階に人間が存在することになります。
ということは、聖天様(歓喜天)のお札の上に人間が居るということです。
しかも、聖天様(歓喜天)に対し足の裏や尻を向けていることになります。
聖天様(歓喜天)のお札は、聖天様(歓喜天)の御分身で御座いますので、その上の人間が踏みつけるような格好になる場所にお祀りするのは大変失礼となります。
そこで最上階以外で聖天様(歓喜天)のお札をお祀りする場合は、お札の上である天井に「雲」という文字を貼り付けて、「ここは雲です」「ここは空です」「ここは天です」とするのです。
以上、ご参考にして下さい。
合掌
執筆者:聖パパ
皆様からのコメントお待ちしております。