縁結びという願意があること、皆さんも御存知だと思いますし、実際に縁結び祈願や縁結び祈祷した経験あるという人も多いでしょう。
そしてその多くが男女関係の縁結びを祈願したり祈祷したと思います。
しかし、この縁結びという願意は、男女関係の縁結びだけじゃないのです。
もちろん、そんなことくらい知っているという人は多いかと存じますが、その中には「縁結び=男女関係」と理解している人がいることも事実なので、今回は縁結びという願意に関して少し話したいと思います。
この世を生きるは、全てが縁です。
もちろん聖天様とも御縁でありますし、聖天様以外の諸仏神様とも御縁です。
会社の上司や部下や同僚、学校の先生や先輩や後輩や友達、更には会社や勤務地、学校やクラスなど、この世の結果の全てが縁なのです。
更に言えば、物も縁です。
洋服も縁であり、車も縁であり、住宅も縁です。
多くの人が「欲しい物があって買いに行ったけど売り切れだった」という経験があるかと存じますが、それは求める物との縁が無かったと言えるのです。
また、「欲しい物があって買いに行ったら最後の1個だった」という経験がある人もいるかと存じますが、それは求める物との縁があったのです。
あなた様に縁ある物は、他の者のところには行かず、あなた様が買いに来るまで待っています。
それが縁です。
以上のことからしても、ご理解を頂けるかと存じますが、縁結びという願意は男女関係だけじゃないのです。
この会社に入社したいと思った時は会社との縁結びを祈願祈祷すれば良いし、こんな家が欲しいと思った時も縁結び祈願祈祷すれば良いのです。
縁結びの対象となるのが人であれ物であれ、その人と物との繋がりが欲しいと思ったら縁結びです。
その対象が人であれ物であれ、それが欲しいと思ったならば、先ずは縁を結ぶことが肝要に御座います。
この世の全てが縁である以上、その縁を重んじ大切にすることで吉となりますし、その縁を軽んじ粗末にすることで凶となります。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。