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読経は先ず形より心

お鈴・お線香・蝋燭
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聖夫婦

聖天様の寺院で拝む時、自宅で聖天様の御札や御守に拝む時、形ばかり気にする信者様は多いと存じます。しかし、形ばかり気にして心が無くては本末転倒です。

上手く読経しよう、上手に読経しよう、間違えては駄目だ、詰まっては駄目だ、聖天様に失礼のないよう上手く読経しないと駄目だ、そんな過剰反応をする信者様もいます。更には読経を間違えると聖天様が怒るとか罰が当たるとか思う信者様までいます。

実際に私が承るメールやLINEの無料相談でも、「読経を上手に唱えることが出来ません。聖天様は怒っていますでしょうか。」なんて相談も御座いますが、読経が上手く唱えられなかったとしても、聖天様は決して怒ったりしませんし、ましてや罰が当たることなど絶対に御座いません。

聖天様は行者に厳しいですが、一般信者様には凄く優しい神様です。上手く唱えようとせずに、真心込めて一生懸命に唱えれば良いのです。途中で詰まっても良いし、途中で間違えても良いです。一生懸命に真心込めて読経すれば、親が子を見る優しい心で見守って下さいます。

上手く唱えようと形ばかり意識せずとも場を積めば自然と上手くなります。それよりも真心込めて唱えること意識し唱えて下さい。

形より心に御座います。

心あれば形は後で勝手についてきます。

合掌
執筆者:聖パパ

お経と真言

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