聖天様(歓喜天)に浴油祈祷など祈願することで祈願成就というご利益を授かれば、速やかに御礼をして下さい。
これは特別なことではなく当たり前の礼儀です。
人間同士でも何かして頂いた相手に御礼するように、聖天様(歓喜天)に御礼すること当たり前というか、聖天様(歓喜天)は神様ですから人間に対してよりも大切なことです。
そして、御礼は「速やかに」するべしです。
聖天様(歓喜天)に祈願成就するというご利益を授かったにも関わらず、何も御礼しないなんて論外ですが、御礼するにしても「またの機会でいいや~」なんて時期を怠ると次のご利益など授かりません。
もう一度だけ言いますが、聖天様(歓喜天)に祈願成就するご利益を授かったら速やかに御礼して下さい。
御礼の方法
ご利益を授かった寺院へ御礼参りに行くことは必須として、聖天様(歓喜天)への御礼には「大般若経転読」で行うことが通例ですが、「浴油祈祷」でも良いとされています。
大般若経転読
浴油祈祷は祈願者は参加せず行われますが、大般若経転読は祈願者も参加して寺院の僧侶が行います。
ちなみに生駒聖天宝山寺では20,000円~で、待乳山聖天本龍院では50,000円~です。
ご予約が必要な場合も御座いますので事前に寺院へ連絡される方が良いかと思います。
浴油祈祷
先にも記しました通り、基本的に聖天様(歓喜天)への祈願は「浴油祈祷」で、聖天様(歓喜天)への御礼は「大般若経転読」が通例ですが、浴油祈祷でも良いとされています。
聖天様(歓喜天)に浴油祈祷される時には、寺院の方に「商売繁盛」など祈願ごとを伝えられるかと思いますが、聖天様(歓喜天)への御礼を浴油祈祷でされる時は「御礼」とお伝え下されば良いです。
ちなみに生駒聖天宝山寺では1,000円~/日で、待乳山聖天本龍院では3,500円~/7日間です。
もちろん他力本願ではなく、少なくとも浴油祈祷中は自身でも御礼の参拝や自宅での拝礼を行いましょう。
聖天様(歓喜天)に何らかのご利益を授かったら先ずは直ぐに、速やかに御礼の意をあらあわすことで、また次のご利益を授けて下さいます。
ただし、普段から功徳を積まれること大前提ですから、お忘れなきよう願います。
合掌
執筆者:聖パパ
皆様からのコメントお待ちしております。
いつもお世話になっております。
細かいことなのですが、教えて頂ければ幸いです。
祈念した願い事が進展した際や日々の感謝のため、御礼の願意で浴油を申し込むのですが、特に「報謝」等とはお伝えせず、単に「御礼」で申し込んでおります。
お参りの際には、「ありがとうございます!引き続きお願いいたします!」と祈念しているのですが、上記の場合、「願解」になったりしないでしょうか。
(聖天様はお見通しかと思いますが、少し気になったので。)
加納ともうします。聖天様にお礼参りしています。待乳山聖天様を信仰しておりますがご加護による霊験新たかなご利益が現世安穏で現在進行形です。ところで聖天様やダキニ天様を日本に迎え入れたのはどの宗派のお坊様でしょうか?合掌。