聖天様鎮座のいわれ
生駒聖天
生駒宝山寺のホームページでは、
湛海は聖天(大聖歓喜天)を山の鎮守に仰ぎ、益々の修行と理想の密厳浄土建設を目指した。
とあります。
湛海律師御自筆『霊感記』下巻より、
湛海律師は、生駒山に移り住んで、安穏に修行することができれば、まず第一に聖天様の像を作り、山の鎮守として崇め奉り、浴油供を修して供養もいたします。ついては、私の願いを成就させて下さい。お願いいたしますと、願書にまで認めて、山に越してきた筈でしたが、尊像を造立するのに当てるべき費用がない。という理由で、先延ばしにされていましたが、不思議なことに西国より、その昔、聖天さまにお願いをいたしました時に、湛海さまにいろいろとお世話になりましたと、亡くなった主人が申しておりました。つきましては三両ばかりではございますが、聖天さまのご宝前にお供え下さいと、ある方が湛海律師に言ってこられ、そのお金で、尊像を造立したと記されています。
そして、開眼供養の浴油供も、八幡山の僧泉之坊様が道具類をすべて整えて、お送りくださったので、1682年、冬に聖天様のお像の開眼供養を修することが出来た。と記されていました。
そして、開眼供養の浴油供も、八幡山の僧泉之坊様が道具類をすべて整えて、お送りくださったので、1682年、冬に聖天様のお像の開眼供養を修することが出来た。と記されていました。
ということで、生駒宝山寺の聖天様は、湛海律師が自ら尊像を造立した聖天様が鎮座されて居られるということです。
今回のブログは以上です。
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