聖天様（歓喜天）おみくじ当たる方法

多くの方が、おみくじを引いたことあるかと思います。

皆さんは、おみくじが当たると思いますか？

それとも単なる運試しだと思っていますか？

聖天様（歓喜天）は問いに対し、おみくじで正しい答えを示して下さいます。

ただし、聖天様（歓喜天）に正しい答えを示して頂くには、それなりの作法があります。

ありとあらゆる神社仏閣で、おみくじを引く方の姿を見ますが、殆どの方が間違った引き方をしておられます。

聖天（歓喜天）様に合掌

おみくじを引く前には、必ず聖天様（歓喜天）へ参拝して下さい。

自分の住所と名前と年齢（数え年）を添えて、おみくじで教えて頂きたいことを「聖天様（歓喜天）○○して良いか否か教えて下さい」などと尋ねて下さい。

聖天様（歓喜天）に、おみくじで教えて欲しい質問は、出来るだけ詳細に具体的に聞くようにして下さい。

抽象的な質問には抽象的な答えしか返ってきませんが、具体的に質問すれば具体的に答えが返ってきます。

質問の念を込め静かに引く

聖天様（歓喜天）に具体的な質問をして拝み終えたら、聖天様（歓喜天）の方に向かって、質問の念を込めながら静かにおみくじ箱を振って下さい。

カクテルをシェイクするように「ガチャガチャ」と速く振る方が多くいますが最悪です。

おみくじは、ゆっくり静かに振ることが大切です。

激しく「ガチャガチャ」振る行為は無礼でありますが、ゆっくり振ることで聖天様（歓喜天）は、正しい答えの番号を示してくれます。

おみくじを授かったら大吉であろうが凶であろうが、必ず聖天様（歓喜天）に「有難う御座いました」という感謝と御礼の気持ちを忘れぬことです。

大吉は嬉しいですが油断はするなとの教えです。

凶は悪い結果ではなく注意を促しているのです。

おみくじは結ぶか持ち帰るか

おみくじを枝に結んで帰るか持ち帰るか悩む方がいます。

基本的には全て持ち帰った方が良いと思います。

枝に結んで帰っても良いですが、本来は結果に関わらず持ち帰るのが良いです。

おみくじに対し勘違いされている方が多いのですが、おみくじは良い悪いだけの判断では御座いません。

大吉などは良い結果のおみくじだからと言って怠慢は駄目ですし、凶などのおみくじの意味は「悪い」ではなく「気をつけろ」と言う意味と解釈しましょう。

聖天様（歓喜天）は「悪いから諦めろ」なんて絶対に言いません。

聖天様（歓喜天）は「気をつけろ」と注意を促してくれているのです。

皆さんは、おみくじを引いて結び帰って、数日後に聞いた内容と答えを覚えていますか？

おみくじは「良いが油断するな」「悪いから気をつけろ」と言う聖天様（歓喜天）からのメッセージなのです。

仮に凶を枝に結んで帰ったら、何に気を付けたら良いのか忘れて、悪しき結果を招きますが、持ち帰ることで、いつでも気を付ける点が確認できますので、悪しき事から回避できます。

おみくじは持ち帰りメモする

おみくじは基本的に全て持ち帰りましょう。

持ち帰ったらノートに貼り付けたり、裏に日時と質問をメモしましょう。

数日経って何を聞いたおみくじか覚えている可能性は低く、何時に何を聞いたのか全てメモしておきましょう。

そして何度も見返して気をつけることなど常に意識して生活することで救われることが多いのです。

おみくじの処分

おみくじの処分について悩まれる方もいます。

最初に言っておきますが、安易にゴミ箱などに捨てないようにしましょう。

不要なおみくじは必ず授かった神社仏閣に持参して、お札などの返納箱に「有難う御座いました」と返納して下さい。

もし遠方で授かったおみくじで返納に行けない場合は最寄りの神社仏閣で返納して下さい。

ただし、神社で授かったおみくじは神社に返納し、寺院で授かったおみくじは寺院に返納して下さい。

間違っても神社で授かったおみくじを寺院に返納したり、寺院で授かったおみくじを神社に返納したりしないように気をつけましょう。

同じ質問はしない

最後に凶が出たからと言って直ぐに同じ質問で2度おみくじをひくことはご法度です。

おみくじは解釈によって答えが異なりますので、わかりにくい場合は、寺院の方に聞くのも良いかと思います。

合掌

執筆者：パパ