聖天様の御札を自宅に祀る聖天信仰者様は多くいらっしゃると存じ、その多くが毎日朝夕に聖天様へ拝まれていることだと存じます。
しかしながら一部では、聖天様の御札を授かり自宅に祀るも、毎日朝夕に拝むこともなく、置きっぱなしにしている、聖天信仰者様がいらっしゃるかもしれません。
もし、聖天様の御札を授かり自宅に祀るも、何ら拝むこともなく置きっぱなしにしている聖天信仰者様がいらっしゃいましたら、今日からでも良いですから、聖天様に手を合わせ、ご真言をお唱えするなど、拝まれて下さい。
人間でも同じですが、誰かを自宅に招くも何もせず放置すれば、その者は家を出て本来の場所に帰ってしまいます。
これ聖天様の御札も同じです。
聖天様の御札は聖天様の御分身です。
仮に生駒山宝山寺で授かった御札なら、生駒聖天様の御分身になります。
仮に待乳山本龍院で授かった御札なら、待乳山聖天様の御分身になります。
つまり、生駒にしろ、待乳山にしろ、その他にしろ、聖天様を自宅にお迎えした以上、放置しては駄目です。
放置するくらいなら、最初からお迎えしないこと、聖天様に対しての礼儀でもあります。
お迎えした以上は、聖天様を放置すること無く、聖天様が居心地の良い環境を整え、毎日朝夕に聖天様へ手を合わせ拝まれることが肝要です。
聖天様の御分身を自宅へお迎えしたにも関わらず、放置なんてしていたら、生駒聖天様は宝山寺へ、待乳山聖天様は本龍院へ、その他の聖天様も各寺院へ、帰られてしまうかもしれません。
気が付いたら聖天様は帰ってしまい居なかった。
そんな事にならぬうちに、毎日朝夕に聖天様へ手を合わせ拝んで下さい。
お仕事など生活環境により時間帯は異なると存じますが、それぞれの生活環境に応じた時間帯でも良いので、毎日のこと聖天様に手を合わせ拝むこと、聖天様にとって居心地の良い環境を作ること、心がけて頂ければ良いと存じます。
聖天信仰者様が聖天様を大切に思い、聖天様を大切にすることで、聖天様も聖天信仰者様のこと、大切に思い、大切にして下さります。
聖天様が大切にして下さるということは、日々聖天様が御守護して下さるのみならず、願い叶えて下さるということにも繋がるかと存じます。
聖天様の御札を単なる御札と思っては駄目です。
姿形は単なる御札であろうとも、その御札は聖天様の御分身に御座いますので、そのことを常に意識し、聖天様との良い御縁を、更なる深い御縁を、築かれて下さい。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。