迷惑をかけまいと、心細さを飲み込んでいませんか
私たち聖夫婦のもとには、年を重ねられた方からのお悩みも寄せられます。なかでも胸に沁みるのが、子どもに負担をかけたくない一心で、暮らしの心細さを一人で抱えているというご相談です。
ある高齢の女性の相談者様は、年金で慎ましく暮らしているけれど、このごろ子どもからの援助が少し減った、と打ち明けてくださいました。もう少し助けてほしい気持ちはあるものの、子どもの側も生活が楽ではなさそうで、とても言い出せない。決して贅沢はしていないのに、この年では働くこともままならず、日々の不安が募っていく。そんな心細さは、誰にも言えないほど深いものです。
もしあなたが今、同じように何かを飲み込んでいるのなら、まずお伝えしたいことがあります。子どもを思うそのお気持ちは、とても深い愛情です。
遠慮の先の孤独より、正直の先のぬくもりを
迷惑をかけたくない。その思いから、心細さを一人で抱え込む。それは深い優しさです。けれど、遠慮を重ねすぎると、心はだんだんと孤独になっていきます。
心細いと告げることは、決してわがままでも負担をかけることでもありません。むしろ、正直に胸のうちを伝えることが、家族の絆をあたためるきっかけになります。子どもの側もまた、親の本当の様子を知りたいと願っているものです。何も言われないほうが、かえって心配なこともあるのです。
遠慮の先には、静かな孤独が待っています。けれど、正直の先には、分かち合うことで生まれるぬくもりがあります。どちらを選ぶかは、たった一言の勇気にかかっているのかもしれません。
聖天様のお言葉
「そなたが子を思うて口をつぐんでおること、ワシはよう知っておる。じゃがな、心細いと告げることも、まことの絆じゃ。灯りは、一人で抱えるより、分け合うたほうが明るくなる。そなたの正直なひと言が、家族の心を近づけるであろうのう」
灯りは、暗い場所で一人抱えているより、誰かと分け合ったときに、あたりを明るく照らします。あなたの心細さも、そっと打ち明けることで、家族との間にあたたかな灯りをともすきっかけになるのだと、私たちは感じております。
心細さを伝えるための、小さな一歩
とはいえ、長く飲み込んできた思いを口にするのは、勇気がいるものです。まずは、ささやかな一歩から始めてみてください。
「顔が見たい」から伝えてみる
お金の話をいきなり切り出す必要はありません。まずは「近ごろ、少し心細くてね」「顔が見たいわ」と、素直な気持ちを電話や手紙でそっと伝えてみる。会うことや声を聞くことは、家族にとっても贈り物です。そうしたやりとりのなかで、暮らしの様子も自然と分かち合えるようになっていきます。
暮らしの支えは、公的な窓口にも相談を
年金や日々の暮らしにまつわる不安については、心の支えとあわせて、公的な相談窓口を頼ることも大切な一歩です。お住まいの地域包括支援センターや自治体の高齢者相談の窓口では、暮らしを支えるさまざまな仕組みについて相談に乗ってくれます。聖天様への祈りは、そうした支援に取って代わるものではなく、前を向く心を支えるものだと私たちは考えております。
あなたの正直な一言が、灯りをともします
長く一人で抱えてきた心細さも、そっと分かち合えば、少しずつ軽くなっていきます。すべてを話す必要はありません。ほんの一言、正直な気持ちをこぼすことから始めればよいのです。
聖天様は、他の諸仏諸神に願っても叶わぬ願いさえ聞き届けてくださる、最後の砦とも称される神様です。その御名を知らずに過ごす方が多いなか、こうしてこのお話にたどり着いたあなたは、確かに御縁のある方だと私たちは感じております。
遠慮の先の孤独ではなく、正直の先のぬくもりが、あなたの日々をやさしく照らしますように。
聖天様に願いを託したい方へ
もし、ご家族の健やかさや円満を聖天様にお願いしたいとお思いでしたら、私たち聖夫婦が心を込めて祈祷を承っております。家庭円満や無病息災を願う祈祷は、あなたの日々をそっと後押しするものと言われています。ご縁があればで結構です。よろしければ概要欄の各種御祈祷のご案内をご覧ください。あなたの心が少しでも軽くなることを願っております。
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