家計を思って、望みを飲み込んでいませんか
私たち聖夫婦のもとには、大人だけでなく、若い方やお子さんの心にまつわるお悩みも届きます。なかでも胸を打たれるのが、家の事情を敏感に感じ取り、自分の願いを口にできずにいるお子さんのご相談です。
ある相談者様は、勉強が難しくなってきて塾に通いたいけれど、家計が楽ではないことを知っているから言い出せない、と葛藤を打ち明けてくださいました。親を困らせたくない、心配をかけたくない。その一心で、自分の望みをそっと胸の奥にしまってしまう。そんな優しい心を持ったお子さんは、決して珍しくありません。
もしあなたが今、同じように何かを飲み込んでいるのなら、まずお伝えしたいことがあります。家族を思うその気持ちは、とても尊いものです。
その遠慮は、優しさとは少し違うのかもしれません
親を思って望みを我慢する。それは一見、思いやりのように見えます。けれど、望みを口にすることは、決してわがままではありません。むしろ、何も言わずに一人で抱え込んでしまうことのほうが、いつか家族の心をすれ違わせてしまうことがあるのです。
あなたが「勉強を頑張りたい」「もっと学びたい」と願う気持ちは、あなたの未来につながる大切な芽です。その芽を、家計への遠慮で自分から摘んでしまう必要はありません。親御さんもまた、お子さんの本当の気持ちを知りたいと願っているものです。
遠慮と優しさは、似ているようで違います。本当の優しさとは、思いを飲み込むことではなく、正直に分かち合うことなのだと、私たちは考えております。
聖天様のお言葉
「そなたが家を思うて口をつぐんでおること、ワシはよう知っておる。じゃがな、望みを口にすることは、わがままではないぞ。そなたの中に芽生えたその願いは、いずれ実をつける種じゃ。土の中に埋めたままにせず、そっと光のもとへ出してみるがよい」
芽は、暗い土の中にとどまっている限り、花を咲かせることができません。あなたの願いもまた、心の奥にしまい込んだままでは育ちにくいものです。聖天様が「光のもとへ」と仰るのは、あなたの願いにそれだけの価値があるからにほかなりません。
願いを伝えるための、小さな一歩
とはいえ、いきなりすべてを話すのは勇気がいることです。まずは、ほんの一言から始めてみてください。
気持ちを、そのまま言葉にしてみる
たとえば「最近、勉強が難しくなってきたんだ」と、素直な気持ちをそっと伝えてみる。お金の話をいきなり切り出す必要はありません。あなたが今どう感じているかを親御さんが知ることが、何よりの始まりになります。頼ることは、親御さんを弱らせるものではなく、むしろ親子の絆を深めるものです。
お金の心配は、大人と一緒に考えていい
学費や進路にまつわるお金のことは、あなた一人で背負う必要はありません。家計のやりくりや利用できる支援については、親御さんや学校の先生など、信頼できる大人と一緒に考えていくものです。地域によっては、学びを支えるための公的な支援や相談の窓口もあります。心の支えとあわせて、そうした頼れる場所があることも、どうか覚えておいてください。
あなたの願いは、いつか実を結びます
今は言い出せずにいる小さな願いも、光のもとへ出してあげれば、少しずつ育っていきます。うまく言葉にできなくても大丈夫です。伝えようとするその気持ちが、すでに一歩なのです。
聖天様は、他の諸仏諸神に願っても叶わぬ願いさえ聞き届けてくださる、最後の砦とも称される仏教の神様です。その御名を知らずに過ごす方が多いなか、こうしてこのお話に出会えたことを、私たちは御縁だと感じております。
家族を思うあなたの優しさが、これからは正直な言葉となって、あたたかく実を結びますように。あなたの願いには、ちゃんと価値があります。
聖天様に願いを託したい方へ
もし、ご家族の学びや歩みを聖天様にお願いしたいとお思いでしたら、私たち聖夫婦が心を込めて祈祷を承っております。学業や家庭円満を願う祈祷は、あなたやご家族の歩みをそっと後押しするものと言われています。ご縁があればで結構です。よろしければ概要欄の各種御祈祷のご案内をご覧ください。あなたの心が少しでも軽くなることを願っております。
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