この世を生きるに、必ず苦楽が御座います。
そして、その苦楽には、必ず何らかの意味が御座います。
人間は楽な時に「なぜだろう、なぜ私だけ楽なんだろう」とは考えません。
しかし苦な時は「なぜだろう、なぜ私だけ苦なんだろう」といふうに考えます。
つまり、楽は当たり前であり、苦は当たり前じゃないのです。
先ずは、ここが間違いです。
この世を生きる人間にとって、苦楽は当たり前にあらずです。
楽を当たり前に思うことで、楽から苦へと変化していきます。
今が楽な人は考えて頂きたいと思います。
なぜ楽なのか。
それは過去の業によるものです。
なぜ苦なのか。
これも過去の業によるものです。
つまり、過去の結果が今なのです。
もうおわかりですね。
未来の苦楽は、今で決まるのです。
今が楽だからといって、怠っては駄目です。
今が苦だからといって、諦めては駄目です。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。