苦楽の気付き
この世を生きるに楽より苦が多いというのが一般論かもしれません。
しかしそれは楽に気付かないということが大きな理由の1つであります。
何事も苦は気付きやすいのですが、当たり前の楽は気づきにくいのです。
例えば、当たり前の楽として、毎朝健康に目覚めること、家族が無事に帰宅すること、これら全て楽であります。
何故ならば、朝に目覚めたら病気になっていた、家族が外出先で事故にあった、これらは全て苦であるからです。
苦楽とは常に背中合わせであり紙一重です。
プラマイゼロ
次の苦楽の収支はプラマイゼロだと言えます。
この世を生きるには、苦ばかりでは御座いませんし、楽ばかりでも御座いません。
苦あれば楽あり、楽あれば苦あり、その収支割合はプラマイゼロです。
但し、現世の収支がプラマイゼロかと言えば、それは少し違います。
この現世を生きるに、明らかに楽より苦が多いと言える人は居ます。
その一方で、明らかに苦より楽が多いと言える人も多いと存じます。
その現世での苦楽の収支の割合は、前世や来世でプラマイゼロです。
現世を生きるに楽より苦が多い人は、前世で楽を生きたか、来世で楽を生きるかです。
現世を生きるに苦より楽が多い人は、前世で苦を生きたか、来世で苦を生きるかです。
何れにせよ、現世か前世か来世かの何処かで、苦楽の収支はプラマイゼロとなります。
楽を増やす方法
最後に、これまで書いて来た苦楽の収支がプラマイゼロというのは基本的な考えです。
よって、苦より楽を増やす方法は存在します。
逆に楽より苦を増やすということもあります。
それは功徳を得るか捨てるかです。
功徳を端的に言えば善行です。
この現世を生きるに善行を行えば功徳を得ます。
逆に悪行を行えば功徳を捨てることになります。
この功徳を得て積み重なることで、現世や来世で楽として帰ってきます。
更に、この現世で天に願い叶えてもらうに大きく影響するのが功徳です。
これからは毎日の当たり前と思える楽に気付きましょう。
そして日々功徳を積み多くの楽を授かりましょう。
苦が苦を引き寄せるように、楽は楽を引き寄せるという相乗効果もあります。
そうして、少しでも多くの楽を感じ歓喜し生きることが、歓喜の神様である聖天様の意に適う生き方であり、正しい聖天信仰者で御座います。
楽から始まる一日
私も毎日のこと、楽から授かっています。
本日も何ら身体に災い無く健康に目覚めました。
そして皆様から預かる願を、聖天様へご祈祷し、無事に届けることが出来ました。
更に家族も元気です。
これから朝ごはんを美味しく頂きます。🙂
これ全て楽であり感謝で御座います。
本日も読者様に沢山の楽が御座いますこと祈念しております。
合掌
皆様からのコメントお待ちしております。